ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

仕事開始!…したのかな?

今週は月曜から仕事に行きました。が!とりあえず机をもらうのに、スペイン人fellowのPabloに約束を忘れられたり、突然病棟に放置されてみたり、初日から波乱万丈な予感…(笑)秘書さんのVivienne がすごくいい人で本当に救いなのですが、何しろ月水金しか出勤していないので、これもなかなか…

で、何とか確保したmy spaceとPCがこちらです!f:id:bow-chan:20190419061010j:image

一応clinical fellowの名札は付けてますが、まだGMC取れてないのでResearch fellowの部屋に机をもらいました。ま、もらったっていうか、そこらへん空いてるからいんじゃない?みたいなノリでしたが(^_^;)

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しかし汚い部屋!!半分以上は女子が在籍している部屋らしいですが、欧米人には幼少期から自分で掃除するという習慣がないそうで(学校の掃除もおばちゃんがしてくれるため、掃除の時間なんてないらしい)とにかく更衣室とかもめっちゃ汚いです。。。

ひとまず自分のまわりはぜーんぶ消毒液で拭きましたが、真っ黒になりましたよʕʘ‿ʘʔ

 

火曜朝には教授とのアポイントがあり、なぜかお母さんも連れといで!と強く言われたので母同伴( ̄∇ ̄)いきなり服を褒められ動揺する母、お土産を渡したらやっぱりハグされてました(笑)

そして研究とかスケジュールの話をもうちょっと具体的にしたかったのに、私と同時期にメキシコ人が来るはずで2年間いるから一緒にプロジェクトを始めようみたいな感じでまたはぐらかされたー!I want to work!と今回ははっきり言ってみたのに…ま、これが欧米タイム!と割り切って、午後からはデスク周りの文房具とかを買い出しに行きましたがね!!

 

水曜は9:30〜教授回診?的な感じでした。最初に教授が私を紹介してくれたのですが、思わず呼ばれて「ハイっ!!」と勢いよく立ち上がったところ、座って座って〜と笑われました。はずかし。。。\(//∇//)\まあ皆さんwelcome〜みたいな笑顔で迎えてくれました!

そして狭い部屋に20人くらい、これでもか!と人を詰め込んで始まったカンファでしたが、驚くなかれ約90%が女性!∑(゚Д゚)男性は教授とPabloの2人のみ!!単純にすごい。。。

しかし、声が小さい!頼むからもっと大きくしゃべって!隅の方の席に座ったのですが、あまりの聞こえなさに立ち上がって教授の斜め後ろに移動して立ったまま聞いてました。正面から口の動きを見たらもう少し聞き取れると思うんですが、今のところ30%くらいの理解度です。。。うーむ、頑張ろう!

病棟はwardというのですが、日本みたいに6Bとか4東とか分かりやすい名前じゃなくて、人の名前が付いているようです。ちなみに我らが循環器病棟はPaul Wood wardと呼ばれています。誰なんだろう、ポール・ウッドって。。。最初、この名前が病棟を指しているとわからず、誰の話をしてるんだろう???と混乱しました。

そしてまさかの6人部屋!まさかの紙カルテ!うーん、進んでるんだか遅れてるんだか。。。(O_O)カンファでは心肺移植の話とかしてたのに。

患者さんも人種さまざまで、いろーんな人がいました。とにかく教授が全員に住んでるところと家族構成を聞くのと、severe PS +MAPCAsのすごいZyanoseの人にまでExcise is the best medicine!とエルゴを毎日漕ぐよう指導していたのが印象的でした(笑)

 

木曜はPHとACHDチームのカテ日です。とは言え私はまだ見学のみです。一緒に見学してるメンバーと話せて仲良くなれました!ブラジル人小児科医とイタリア人医学生、スペイン人医学生だということが判明。多国籍〜!カテ開始が遅れたので4人でスタッフスペースでお茶を飲みました。

こちらではLINEみたいなアプリでWhatsAppというのを皆が使っているそうで、連絡先を交換しました!しかしみんな英語上手。。。と言ったら、「日本語ってアルファベット使わないんでしょ?文字から教わるなんてすごい難しいに決まってるよ!」と言われ、なるほどーと納得しました。でもみんなの会話についていけるように頑張るぞー!おー!!

 

カテ室もなんだか日本とは違うところがいろいろあって、びっくりでした。

が、それについてはまた明日以降に。。。

何しろ英語のヒアリングに集中しまくっているので、まったく働いてないのにすごく疲れるのです。。。早くさらっと聞けるようになりたいものです。