ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

自宅クリーニング→ホテル泊

21日火曜日は朝から自宅クリーニングの業者さんに来てもらいました。

日本人の業者さんだったので、前日に電話で打ち合わせし、朝9時に来るからポーターさんに裏の駐車場を使わせてもらえるように許可を取っておいてくれと頼まれたので、ポーターのワインに言っておいたのですが。

朝8時すぎにエントランスを通ったときに、出勤している雰囲気が無く、嫌な予感が。。。(ワインの勤務時間は8~16時)

案の定、業者さんが来てくれたときにヤツはまだ出勤しておらず、私が開けたことのない門扉を開けに行くことに(# ゚Д゚) エントランスに入るときのカギで開いてくれたから良かったんですが。。。おいコラ!!昨日言ったときに「任せろ」みたいなこと言ってたのは誰だ!?

この件はちゃんと、後で大家のスーにも不動産屋さんにもチクりました。

ほんっと、ちゃんと仕事しないやつで、最後まで悩まされました!(+_+)

 

お掃除業者さんは、最初見た目が怪しい人???って感じのおじさんで、他にバイトらしい日本人のお兄さん二人と、見るからにヤンキーな赤髪+すごい入れ墨だらけの白人お姉さんを連れてきていたのですが、このヤンキーお姉さんが一番愛想がよく、ニコニコしてました(笑) お掃除は夕方くらいまでかかるとのことだったので、そこからぼーと母はホテルへ移動。

もともと、いっちばん最初に大雪の日に病院の下見に来たときに泊まった、Millenium Gloucesterという最寄りのホテルを予約していたのですが、前日になり、急に「私たちのホテルは今閉まっているので、お隣の同レベルのホテルにご案内します。追加料金はかかりません」というメールが来ました。めっちゃ大きな4つ星ホテルだったはずなので、「え、なんで???」と思っていたのですが、確かに前を通ったらシャッターが閉まっていました。ただ「改装中」というようなことも書いてあったので、潰れてしまったわけではないようです。。。と信じたい。

事前に、朝から荷物(スーツケース5つ)を預かっておいてもらえるか聞いたら、Of course!と返事が来ていたので安心していたのですが。

お隣のBaileys hotelに朝10時頃に行ってみると、チェックイン?と訊かれたので、荷物を預かってほしいと伝えたところ「感染の面から、荷物の預かりはお断りしています」と!!ええっと思って、いやいや昨日メールで確認していいって言われたんですけど!!と強調したところ「荷物は政府のガイドラインで預かれません!でも、チェックインはできるよ」・・・は?「空いてて、あなたのお部屋はもう入れるからチェックインすれば?」

なんだー!びっくりしたー!

っていうか、むしろすごい親切では!?

ほっとして、朝10時台にチェックインしました(笑)そして、もともと普通のツインを予約していたのに、同じお値段でスーペリアツインとかいう結構いい部屋に変えてくれました。よほど空いているんだな。

ただしポーターさんはいないため、母と二人でえっちらおっちら、1階(日本で言う2階)のお部屋まで重いスーツケースたちを運びました。

そこから、おなじみ49番のWhite city行きのバスに乗り、West Fieldという大型ショッピングモールへ時間つぶしに行きました。

バスの中はかなり空いていたし、ショッピングモールも平日午前のためガラガラ。それでも入り口と出口は完全に分けられ、開いているお店も半分くらいかな?

何度もお世話になったcafe conceltというイタリア系のカフェ(ここのご飯はぼー家族の味覚に合う!)が開いていたので、ブランチ♪

メニューはQRコードでアクセスし、そのサイトからオーダーもできるシステムに代わっていました。(なので店員さんと接触するのは料理が来た時と、お会計時のみ)

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最後にEnglish traditional breakfastを食べました!

食事を頼んでいたところ、大家のスーから連絡があり、電話が欲しいとのことだったので、連絡。実はスーとは会ったこともないし、しゃべるのもこれが初(笑)

インド人のクセが強い英語でしたが、意外と電話大丈夫でした(電話がいちばん苦手でできればしたくない(笑))。鍵の返し方についての相談で、不動産屋さんからは鍵は封筒に入れてポーターのワインに渡すようにと言われていたのですが、ワインが今日なぜか出勤していないんだよ!どうしたらいい?と聞いたら、不動産屋さんに持っていってくれれば大丈夫とのことだったので、安心しました。

しばらくわたしの留学のこととか部屋の水漏れのこととかいろいろしゃべって、最終的にはめっちゃいい人でした。良かった。

 

それから母の買い物に付き合い、バーバリーへ行ったのですが、ネクタイ一本買うのに、名前から住所からいろいろな情報を登録しなければならず、しかもその登録をする店員さんのケータイの電波が全然入らず(笑) ものすごい時間を要しましたが、店員のお兄さんがいい人だったからまあいいや。

あと、老舗デパートのDebnumsが入っていたところがなくなり、Harrod's outletが入っていましたので、そこでもお土産を少し。(すでにスーツケースがパンパンのため)

 

それからホテルに戻り、しばらくお昼寝しました。(朝5時台から動き回っていたので、電池切れ)

15時にお掃除が終わると連絡が入ったので、アパートに歩いて帰って、業者のおじさんとしばらくおしゃべりしながら作業終わりを待ち、お支払いして(850ポンドなので10万円くらいですね)、不動産屋さんに328番のバスで向かいました。実はこの時間になったらエントランスにワインが居たのですが、鍵を渡すのも心配だし、またそれをスーや不動産屋さんに言うのも面倒だったので、無視してハイストリートケンジントンまで行きました。

不動産屋さんでは、最初に物件案内を担当してくれたお姉さんがいてくれて、しばらくぶりに会えました!もうあんまり差し上げるものがなかったので、日本から持参していた生茶4本と、スーにあげる贈り物を渡して終了!

そこから急いで戻り、ジュリアとおしゃべりしに病院のfellow部屋へ行きました。

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さよなら、ブロンプトン!

ジュリアはものすごーく疲れた顔をしており、「体重減った?」と聞いたら、「やつれてるだけ」と笑っていました。うわ~。。。

今週初めて病棟当番に出ているらしく、大変なのだと言っていました。でも今は感染性心内膜炎の緊急手術の人しか入院していないから、3人くらいしか患者さんいないようでした。

ICUでコロナチームに入れられていたときの話も聞きましたが、バタバタ亡くなるし、ICU独特の略語が多すぎて看護師さんと話が通じないし、ECMO回すのも初めてだし。。。とめちゃくちゃ大変だったそうです。もし第二波が来て、またICUに入れられるようなことになったら、イタリアに帰ると言っていました。

あとはconsultantたちのうわさ話(ポルトガル人のアナは彼氏のいるスペインへ帰るらしい、ケンプニーはバカンスでイタリアの島に行っている、いじわるイズマはまさかの産休)などを聞いて楽しんだり、ジュリアが日本へ来る計画を立てているらしいのでその相談に乗ったりとか、fellow部屋の25kgある窓(手動、上に持ち上げるタイプ)を全開にして、2m以上離れたところに座って、1時間以上おしゃべりしてきました!ほんとうに楽しかった!

ぼーの留学が中途半端に終わってしまったのは残念だけど、自分で思っているよりも英語上達したね!とジュリアが言ってくれてうれしかった!実は最初にみんなでパブに行ったとき、ぼーはどこに行くのかさっぱりわかっていなかったとバラしたら、めっちゃ笑ってました。

そして帰り道は遠回りして、いろいろ懐かしの場所を写真に収めてきました。

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みんなで行った病院前のパブ。思いきり満席で、今は感染の温床でしかないと思う(笑)

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引っ越し屋さんに教わった、最近判明した007ジェームズ・ボンドの自宅があるらしい界隈

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フラットが見つかるまで滞在していた恐怖のホテル、チェルシークロイスターズと、すき焼き屋さん!

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おしゃれなコンランショップ

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オイスターを食べたミシュランビル

お友達に頼まれたお土産を買いたくて、South Kensington駅のお土産屋さんに行ってみたのですが、店舗自体がつぶれてなくなってしまっていました。。。悲しい。

他にもたくさん閉じてしまったり、無くなってしまったりしているお店もあり、残念でした。

 

ホテルのレストランもやっていないため、夕食は母と一緒に、これもいっちばん最初に夕食を食べに行った、ホテルそばのシンガポール料理屋さんに行きました。

他にお客さん一組しかいないのを事前に見ており、席数も減らして、ドアは開け放ち。。。と感染対策大丈夫そうだったので、入ってみました。

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チキンの炒飯、タイ料理のカーオマンガイに近い

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安定の美味しさでした!

海鮮焼きそばも食べたのに、写真撮り忘れました!

 

このお店は店員もお客さんもアジア人ばかりでしたが、街中ではほんとうにアジア系住民をほとんど見かけませんでした!多くの人は母国へ帰ったのでしょうね。。。