ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

続いて、HeathrowからHanedaへ

最終日22日は、朝早く(午前3時)から目が覚めましたが、二度寝したりダラダラし、その後、機内持ち込みしようとしていた小さいスーツケースが大きなスーツケースに入るかどうか試してみたり(入った!)して過ごしました。

10時過ぎにホテルのフロントに行くと、親切なおじさんがタクシーを呼んでくれ、しかも60ポンドぴったりでいいと値段交渉までしてくれ、荷物をタクシーに乗せてくれました。Heathrowではマスク着用が義務付けられ、入るときに消毒をするようにという指示はありましたが、けっこう人は混んでいました。Holiday seasonに入ったのと、外出禁止が緩和され、一気に人が増えてきた感じがあると、後でお店のお姉さんが言っていました。

時間が早すぎたせいか、どのカウンターからチェックインできるかさんざんたらい回しにされましたが、最終的には職員のおじさんが案内してくれ、普通に荷物を預けることができました。普通だったら自動チェックイン機で搭乗券を印刷し、それを持って自動荷物預け機でできるところ、全員がスタッフのいる窓口からしか荷物を預けられないようになっており、自動チェックイン機も閉まっていました。

 

手荷物検査はほぼ待ち時間なしで、空港内部へ。

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ブランドショップは開いていましたが、レストランやお土産屋さんなど半分くらいは閉まっていました。

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open-spaceになっている、F&Mで食事

F&Mのカウンターレストランも、QRコードでメニューを見る感じになっていました。オーダーは口頭でした。

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ターメリックパンケーキ。なぜ、パンケーキをカレー風味にしてしまうのか理解不能

食事のあとは、空いていそうなブースを見つけて荷物を置き、交代でお土産を少し買い足しに行きました。

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飛行機はこれしか飛びません。羽田よりはだいぶ多いですが。

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こんな感じに、ところどころ座れないようになっています

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空港内は義務付けられているので、一応みんなマスクしています

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残念ながらキャスは閉まっていました

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引っ越し屋さんに事前に渡されていた別送品の申告書を書きました

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BA5便は、安定のCゲート(いちばん隅っこ)からの出発でした

乗客は30人程度で、日本へ本帰国するらしい家族連れが多い印象でした。

母と同じ列の席を取っていましたが、行きと同じでガラガラだったので、前の席に移って3席を独占し、ほとんど横になって眠っていました。

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飛行機に乗った途端に、マスクと手指消毒剤が配られました

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ガラガラの飛行機

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箱に入って提供された食事。不味い。

BAの食事にはもともと何も期待してはいなかったのですが、感染防止の面からすべて箱に入った状態で渡されました。パンはまずまずでしたが、豆のおかずと、チョコレート・塩キャラメルのデザートは安定の不味さでした(笑)

飲み物サービスもワゴンでは来ず、一人ひとり聞いて手渡しでした。

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着陸前の食事。右に同じ。

朝出されたパイは、ターキーと言っていたのですが、なんだか非常に脂っこくておいしくなく、でも日本に降りてからPCRまでどのくらい待たされるかまったく不明だったので、無理して半分食べました。(のちに吐くことになる(笑))

飲み物はコーヒーか紅茶の二択のみでした。

 

羽田に着陸前、山形上空と木更津上空でめちゃくちゃ揺れ、ぼーはだいぶ酔いました。なので着陸後、検疫所の人が乗ってきて健康カードというA4判5枚つづりくらいの用紙が配られたときには、めっちゃ体調不良でした(笑)

それを全員が機内で記入後、順次飛行機から降りることができました。降りてからトイレにまず行き、さっきのパイを吐いてすっきりしました(;^_^A でもあんまりゲーゲーしていると感染者かと周りの人が驚きそうだったので、静かにリセットしてきました(笑)

その後144番ゲートの待合に案内され、そこで検疫官から今後の流れについて放送で説明がありました。子供さん連れの人からそこでまず健康カードの内容のチェックがありました。待機する場所、連絡先、体調不良がないか。。。などなどの内容です。

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144ゲートの様子。みんな距離をあけてバラバラに座っていました。

チェックを済ませた人から、別のゲートへと案内され、そこでPCRの検体採取がありました。3つくらいのブースがあり、完全防備の看護師さんがこれでもかと鼻の奥をぐりぐりしてくれました(笑) 耳鼻科に通いなれている母は何も感じなかった(!)そうですが、ぼーは軽く鼻血が出ました( ̄▽ ̄;)

このあたりはすべて写真撮影禁止でした。

 

採取が終わると、もう一度検疫官のチェックです。検体番号のシールを健康カードに移したり、帰る手段の確認、帰ったあとの注意事項の確認などがありました。

その時点で、隣のゲート前に座って待機していた方々は、その場でPCR結果待ちの方だったのだと思います。ぼーの隣でチェックを受けていた人は、8時間待ちくらいですと言われていました。

そこから400mくらい延々歩くと、ようやく入国です。サーモグラフィーの前を通り、自動ゲートを通れば無事に入国。ぼーは荷物のカートを持っていたのでゲートを通れず、人のいるところでスタンプを押してもらいました。(別送品がある場合にはスタンプ必要とも引っ越し屋さんに言われていたのでちょうどよく)

すでにスーツケースはすべてターンテーブルの上に並べられており、そこから自分たちの荷物を拾って、税関へ。税関に別送品があることを伝えて、申告書を2枚出し、1枚戻してもらって到着ロビーへと入りました!

10時45分くらいに飛行機が着陸してゲートに入り、書類を書いて飛行機から降りたのが11時15分くらい。その後羽田の到着ロビーに出たのが12時半くらいでした。

 

駐車場でオデッセイに荷物を積み、自動販売機で飲み物だけ買って、首都高を通って前橋へ帰りました。首都高は大丈夫でしたが、関越が事故渋滞+連休初日の渋滞で混んでおり、ちょっと時間がかかりました。

 

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自宅で美味しいお茶漬けを堪能(*'ω'*)

代わりにまた父は、ホテル暮らしへと出て行ってくれました(;^_^A

 

PCR結果待ちですが、まだ連絡がこないので陰性でしょう。14日間母と籠って楽しく暮らします!

 

それにしても帰ってきてからFB見たら、ブラジルのレチシアは彼氏とベルギー旅行しているし、エコー班にいたロシア人のエレーナは夫婦でスペインでバカンス、上司のケンプニーもブレずに1か月半のバカンスでイタリアの島に行っているし。。。

医療従事者でもこの程度の認識のようなので、またあっという間に世界に感染が広がるのでしょうね。。。

とにかく、無事に行ってこられて良かったです。これで憂いがなくなりました!!

 

自宅クリーニング→ホテル泊

21日火曜日は朝から自宅クリーニングの業者さんに来てもらいました。

日本人の業者さんだったので、前日に電話で打ち合わせし、朝9時に来るからポーターさんに裏の駐車場を使わせてもらえるように許可を取っておいてくれと頼まれたので、ポーターのワインに言っておいたのですが。

朝8時すぎにエントランスを通ったときに、出勤している雰囲気が無く、嫌な予感が。。。(ワインの勤務時間は8~16時)

案の定、業者さんが来てくれたときにヤツはまだ出勤しておらず、私が開けたことのない門扉を開けに行くことに(# ゚Д゚) エントランスに入るときのカギで開いてくれたから良かったんですが。。。おいコラ!!昨日言ったときに「任せろ」みたいなこと言ってたのは誰だ!?

この件はちゃんと、後で大家のスーにも不動産屋さんにもチクりました。

ほんっと、ちゃんと仕事しないやつで、最後まで悩まされました!(+_+)

 

お掃除業者さんは、最初見た目が怪しい人???って感じのおじさんで、他にバイトらしい日本人のお兄さん二人と、見るからにヤンキーな赤髪+すごい入れ墨だらけの白人お姉さんを連れてきていたのですが、このヤンキーお姉さんが一番愛想がよく、ニコニコしてました(笑) お掃除は夕方くらいまでかかるとのことだったので、そこからぼーと母はホテルへ移動。

もともと、いっちばん最初に大雪の日に病院の下見に来たときに泊まった、Millenium Gloucesterという最寄りのホテルを予約していたのですが、前日になり、急に「私たちのホテルは今閉まっているので、お隣の同レベルのホテルにご案内します。追加料金はかかりません」というメールが来ました。めっちゃ大きな4つ星ホテルだったはずなので、「え、なんで???」と思っていたのですが、確かに前を通ったらシャッターが閉まっていました。ただ「改装中」というようなことも書いてあったので、潰れてしまったわけではないようです。。。と信じたい。

事前に、朝から荷物(スーツケース5つ)を預かっておいてもらえるか聞いたら、Of course!と返事が来ていたので安心していたのですが。

お隣のBaileys hotelに朝10時頃に行ってみると、チェックイン?と訊かれたので、荷物を預かってほしいと伝えたところ「感染の面から、荷物の預かりはお断りしています」と!!ええっと思って、いやいや昨日メールで確認していいって言われたんですけど!!と強調したところ「荷物は政府のガイドラインで預かれません!でも、チェックインはできるよ」・・・は?「空いてて、あなたのお部屋はもう入れるからチェックインすれば?」

なんだー!びっくりしたー!

っていうか、むしろすごい親切では!?

ほっとして、朝10時台にチェックインしました(笑)そして、もともと普通のツインを予約していたのに、同じお値段でスーペリアツインとかいう結構いい部屋に変えてくれました。よほど空いているんだな。

ただしポーターさんはいないため、母と二人でえっちらおっちら、1階(日本で言う2階)のお部屋まで重いスーツケースたちを運びました。

そこから、おなじみ49番のWhite city行きのバスに乗り、West Fieldという大型ショッピングモールへ時間つぶしに行きました。

バスの中はかなり空いていたし、ショッピングモールも平日午前のためガラガラ。それでも入り口と出口は完全に分けられ、開いているお店も半分くらいかな?

何度もお世話になったcafe conceltというイタリア系のカフェ(ここのご飯はぼー家族の味覚に合う!)が開いていたので、ブランチ♪

メニューはQRコードでアクセスし、そのサイトからオーダーもできるシステムに代わっていました。(なので店員さんと接触するのは料理が来た時と、お会計時のみ)

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最後にEnglish traditional breakfastを食べました!

食事を頼んでいたところ、大家のスーから連絡があり、電話が欲しいとのことだったので、連絡。実はスーとは会ったこともないし、しゃべるのもこれが初(笑)

インド人のクセが強い英語でしたが、意外と電話大丈夫でした(電話がいちばん苦手でできればしたくない(笑))。鍵の返し方についての相談で、不動産屋さんからは鍵は封筒に入れてポーターのワインに渡すようにと言われていたのですが、ワインが今日なぜか出勤していないんだよ!どうしたらいい?と聞いたら、不動産屋さんに持っていってくれれば大丈夫とのことだったので、安心しました。

しばらくわたしの留学のこととか部屋の水漏れのこととかいろいろしゃべって、最終的にはめっちゃいい人でした。良かった。

 

それから母の買い物に付き合い、バーバリーへ行ったのですが、ネクタイ一本買うのに、名前から住所からいろいろな情報を登録しなければならず、しかもその登録をする店員さんのケータイの電波が全然入らず(笑) ものすごい時間を要しましたが、店員のお兄さんがいい人だったからまあいいや。

あと、老舗デパートのDebnumsが入っていたところがなくなり、Harrod's outletが入っていましたので、そこでもお土産を少し。(すでにスーツケースがパンパンのため)

 

それからホテルに戻り、しばらくお昼寝しました。(朝5時台から動き回っていたので、電池切れ)

15時にお掃除が終わると連絡が入ったので、アパートに歩いて帰って、業者のおじさんとしばらくおしゃべりしながら作業終わりを待ち、お支払いして(850ポンドなので10万円くらいですね)、不動産屋さんに328番のバスで向かいました。実はこの時間になったらエントランスにワインが居たのですが、鍵を渡すのも心配だし、またそれをスーや不動産屋さんに言うのも面倒だったので、無視してハイストリートケンジントンまで行きました。

不動産屋さんでは、最初に物件案内を担当してくれたお姉さんがいてくれて、しばらくぶりに会えました!もうあんまり差し上げるものがなかったので、日本から持参していた生茶4本と、スーにあげる贈り物を渡して終了!

そこから急いで戻り、ジュリアとおしゃべりしに病院のfellow部屋へ行きました。

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さよなら、ブロンプトン!

ジュリアはものすごーく疲れた顔をしており、「体重減った?」と聞いたら、「やつれてるだけ」と笑っていました。うわ~。。。

今週初めて病棟当番に出ているらしく、大変なのだと言っていました。でも今は感染性心内膜炎の緊急手術の人しか入院していないから、3人くらいしか患者さんいないようでした。

ICUでコロナチームに入れられていたときの話も聞きましたが、バタバタ亡くなるし、ICU独特の略語が多すぎて看護師さんと話が通じないし、ECMO回すのも初めてだし。。。とめちゃくちゃ大変だったそうです。もし第二波が来て、またICUに入れられるようなことになったら、イタリアに帰ると言っていました。

あとはconsultantたちのうわさ話(ポルトガル人のアナは彼氏のいるスペインへ帰るらしい、ケンプニーはバカンスでイタリアの島に行っている、いじわるイズマはまさかの産休)などを聞いて楽しんだり、ジュリアが日本へ来る計画を立てているらしいのでその相談に乗ったりとか、fellow部屋の25kgある窓(手動、上に持ち上げるタイプ)を全開にして、2m以上離れたところに座って、1時間以上おしゃべりしてきました!ほんとうに楽しかった!

ぼーの留学が中途半端に終わってしまったのは残念だけど、自分で思っているよりも英語上達したね!とジュリアが言ってくれてうれしかった!実は最初にみんなでパブに行ったとき、ぼーはどこに行くのかさっぱりわかっていなかったとバラしたら、めっちゃ笑ってました。

そして帰り道は遠回りして、いろいろ懐かしの場所を写真に収めてきました。

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みんなで行った病院前のパブ。思いきり満席で、今は感染の温床でしかないと思う(笑)

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引っ越し屋さんに教わった、最近判明した007ジェームズ・ボンドの自宅があるらしい界隈

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フラットが見つかるまで滞在していた恐怖のホテル、チェルシークロイスターズと、すき焼き屋さん!

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おしゃれなコンランショップ

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オイスターを食べたミシュランビル

お友達に頼まれたお土産を買いたくて、South Kensington駅のお土産屋さんに行ってみたのですが、店舗自体がつぶれてなくなってしまっていました。。。悲しい。

他にもたくさん閉じてしまったり、無くなってしまったりしているお店もあり、残念でした。

 

ホテルのレストランもやっていないため、夕食は母と一緒に、これもいっちばん最初に夕食を食べに行った、ホテルそばのシンガポール料理屋さんに行きました。

他にお客さん一組しかいないのを事前に見ており、席数も減らして、ドアは開け放ち。。。と感染対策大丈夫そうだったので、入ってみました。

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チキンの炒飯、タイ料理のカーオマンガイに近い

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安定の美味しさでした!

海鮮焼きそばも食べたのに、写真撮り忘れました!

 

このお店は店員もお客さんもアジア人ばかりでしたが、街中ではほんとうにアジア系住民をほとんど見かけませんでした!多くの人は母国へ帰ったのでしょうね。。。

病院の様子&引っ越し終了!

無事に引っ越しが終わりました。

ロンドンサカイのスタッフさんが一人で来られ、あっという間に荷物を詰めてくださり、最終的には5箱と非常にコンパクトにまとめて持って行ってくれました。すごい!さすが!やっぱり引っ越しはサカイに限ります!!

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現在夕方5時です。昨日だけちょっと雨降りましたが、基本的にすごく気候がいいです!

今朝は教授とのアポイントメントがあり、8時台からBromptonへ行ってきました。普段の出勤時間と同じ時間帯でしたが、通勤の人は少なく、車も渋滞していませんでした。近くの小学校に通う子供も一人もなく。。。まだ学校は完全には再開していないのかしら?

いつもは病院の西側にある出入り口から入るのですが、そちらは締め切られ、やはり正面玄関からしか入れませんでした。入口にはアルコール消毒とマスクが置かれ、受付のお兄さんが座っています。ぼーは職員カードがあるので、普段は開け放たれていたドアをカードで開けて中に入りました。入ったところは2階で、階段で3階へ上がるのですが、上がったところにあるICUおよび手術室のドアは固く閉ざされ、Covidチーム以外の立ち入り禁止と大きく書いてありました。

本館であるSydney wingから、我らの医局や検査部があるChelsea wingまでの渡り廊下も、ドアが何か所も閉められており、いちいちカードを通していきました。

エコー部は真っ暗で、まだ検査は全然していないようです。

Fellow部屋の周辺は、いろいろな講座の教授やらconsultantたちの居室になっているのですが、廊下も真っ暗、人影がありません。Fellow部屋にはジュリアがいて、病棟に行く準備をしていました。お互い顔を合わせて「うわあ。。。何て言っていいか言葉が見つからないね」みたいな感じで再会を喜びました。もちろんハグはなし(笑)

ジュリアとは明日ゆっくり話す約束をしているので、そのまま急いで教授室へ。教授はまだテレビ会議が終わっていなく、10分ほど部屋の中でその会議が終わるのを待つことに。スタッフミーティングをしていたようで、患者さんが3割くらいしか戻っていないこととか、移植の患者さんはハイリスクなので月1回のCovid検査ではなく週1回もしくは2週に1回の抗体検査をするべき?というようなディスカッションが為されていました。そんなことしているんだ。。。と驚き。

そしてミーティング自体は終わりかけたのに、そこからConsultantの一人であるポルトガル人のアナ先生(めっちゃいい人)が8月中旬に退職するそうで、その手続きとか給与の支払いとかの相談が始まり。。。あれ、わたしここにいていいのかしら?と思いましたが、教授はニコニコこっちを見ながら話を聞いているのでまあいいか。

そして4か月ぶりに教授との面談。

また会えてうれしいよ~でも君の状況は完全に理解しているよ!こんな誰も予測のつかない世界になってしまったから、家族と離れて暮らすのは誰にとってもよくないことだし、我々の関係はここから始まるのだから何の心配もないよ!と良いことを言ってくれました。ぼーはできる限りの感謝を伝え、書いている途中の論文を見せ、上司からの依頼を伝えたりして、日本から持参したヨックモックのクッキーを渡しました。

そしてやはり、ハグ(;^_^A

ちょっと躊躇したのですが、上司には逆らえず(笑)

まあ、これで感染したらもう仕方がないです。諦めます。

 

他のお世話になった上司たち、ケンプニー先生、ディラー先生、エコーのウィリィ先生たちにもお土産を渡したかったのですが、どなたもお部屋にいないようだったので、ドアノブにかけてきました。秘書さんのVivにも。彼女らも全員まだリモートワークのようでした。

またここに来ることが一生のうちにあるかしら???

 

午後はからっぽになった部屋の掃除をしました。

4か月不在にしていた間に、ライムスケールがすごいことに。。。orz

これを見越して母が持参してくれたクエン酸がめっちゃ威力を発揮してくれました!母が大車輪で活躍してくれ、いまは掃除も終わって最後のお風呂に入り、残っていたイタリア産ワインを飲みながらまったり中です( ´艸`)

明日はプロのクリーニングの業者さんが朝9時に来るので、その対応をし、それが終わる夕方までWest fieldという巨大ショッピングモールで時間をつぶす予定です。

 

ロンドンの街の様子

昨日は自宅の片づけをしつつ、デパートであるPeter Jonesにちょっとだけ必要品の買い物に行きました。

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お花はやっぱりきれい!

気温20℃ちょっと、空気はさっぱり乾いており、いちばん気候のいい時期で気持ち良いです。そこここに飾られているお花も満開!

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自宅前のKings Roadには人影まばらです

いつもは大勢の人が行きかっている目抜き通りですが、通行者も車もまばらでした。お店もけっこう潰れてしまったのか、完全に閉まっているところも多くありました。

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銀行の前には2m間隔のシール。これはあちこちに貼られていました。

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ドラッグストアの前にはこんな看板が

お店ごとにいろいろな張り紙や、シールがありました。

日本ではソーシャルディスタンスと言っていますが、イギリスではSocial distancing というようです。2mがものすごく強調されています。

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レストランは窓全開でほぼ外の状態に。

もともとこの時期、多くのレストランやパブは窓という窓を全開にし、ほぼ外のような状態を作るお店が多いので、それを前面に駆使して感染対策感を出しているところが多かったです。でも席数を減らすとかはあまりしていないお店もあり、ぎっちり人が中に座っているのが見えるところもありました。

Peter Jonesも何か所もあった出入り口を封鎖し、2か所だけを開けて、片方から入って片方から出ていく、という感じになっていました。フェイスガードを付けたお店の人が入り口のところにいて、手指消毒を案内していましたが、この液体がなんとも言えない酸っぱいにおいがし、擦りこむと粉っぽくなるというシロモノでした( ̄▽ ̄;)

店内にも人影はまばらで、店員の方が多いのでは?という感じでした。手芸コーナーでマスク用のおしゃれなFabricと、今回の渡英でご迷惑をおかけした方へのお土産、燃えるゴミ用の大きなごみ袋、などを購入しました。

 

その後、一人で荷物を片付けるために病院のfellow部屋へ。

Bromptonの正面玄関は相変わらず、警備員さんに職員証を見せないと入れない感じになっており、面会謝絶は続いているようでした。

Fellow部屋は相変わらずの超絶な汚さで、ぼーのデスク周りだけはキレイに使っていたのにそれも荒れ果て、窓から入った砂ぼこりまみれになっていました( ;∀;)段ボール2つ分の荷物があるため、まずは1つを自宅へ運びましたが、時差ボケや暑さなどが影響したのか途中で貧血を起こしかけ、死にそうになりながら自宅へ戻りました(笑)

 

夕方からは、こちらに駐在中の母の従弟Tちゃんと会うことになり、密を避けてケンジントン公園で落ち合いました。

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ケンジントン宮殿は閉まっていました

いつもは多くの観光客でにぎわうケンジントン宮殿(ウィリアム王子とキャサリン妃のお住まい)は、門を固く閉ざしていました。お庭やオランジェリーも入れないようになっていました。

でも広大なケンジントン公園は多くの人でにぎわっていました。しかしものすごく広いので、ある程度人がいても密度は低い感じです。マスクはアジア人しかしていませんでした。

ただ、敷物を広げて憩っている中には、大人数で車座になってお酒を飲んだり大声でしゃべっている集団も多く。。。誰か陽性者がいれば感染するでしょう。

 

我らも距離を取って木陰に座り、2時間ほどお茶を飲みながら近況報告をしました。

TちゃんはJETROにお勤めですが、同僚が帰国してしまい、後任の人がなかなか来られないため、目が回るような忙しさだったのだそうです。まだテレワークを続けており、月1回くらいしか会社には出社していないと言っていました。タクシーやバスでの移動が危ないので、自転車を買うか検討中だそうです。

それにしてもこの状況下で、イギリスは8月1日からテレワーク推奨をやめ、出社を促すキャンペーンを始めるとのことでした。中心街の商店に配慮した政策とのことですが、医療関係の専門家からは批判が出ているようです。

やっぱりこのタイミングしか渡英の機会はなかったかも。。。と、改めて戦慄(;゚Д゚)

 

ロンドン名物、二階建てバスは、20人とか30人とか一度に乗っていられる人数が制限され、運転手さんの判断で乗車拒否ができるようになっていました。ケンジントン公園からの帰りは疲れたので、49番のバスに乗りましたが、乗客は10人くらいで、みんな距離を取ってバラバラに乗っていました。他のバスを見ていても、乗っている人はものすごく少ないです。ただ相変わらずバスの中では大声でしゃべっている人がいたり、もともと道でもケータイで電話しながら歩いている人がめっちゃ多いんですが(ハンズフリーでしゃべっているので、大声で独り言言っているみたいに見えます)、そういった人たちも誰もマスクをしていないので、飛沫は飛びまくっています。

バスから見た、Brompton前のパブ、Sydney armsには、いつも通り道路にあふれんばかりの立ち飲みしている人、人、人。。。そしてあちこちでハグ、チークキスの応酬。これは危なそう。。。

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春を楽しめなかった分、みんな夏を思いきり楽しんでいる感じです。

とにかくあと3日ちょっと。後は家にこもって過ごします。

羽田空港からHeathrow空港まで

羽田空港の直営駐車場のうち、P5というところが国際線ターミナル直結です。ネットから予約できました。それ以外の民間駐車場は、すべて今は国際線の取り扱いをやめているようです。

16日午後に実家を出発し、首都高を通ってP5に駐車して、国際線ターミナル直結のロイヤルパークホテルに入りました。

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午後4時の時点でこの無人感。。。こんな羽田見たことないです

羽田空港は信じられないくらい閑散としており、レストランやお店もほとんど営業していませんでした。昼ご飯をがっつり地元で食べてきていたので、持参したバナナやお菓子を夕食に、ホテルから一歩も出ずに過ごしました(笑)

ホテルのフロントには10人くらいの従業員の方(研修中の人などいろいろ)がいて、こちら2人に対して十分すぎる対応。。。他にお客さんの姿はまったくなく、このホテルがこんなに空いているのも初めて見ました。

 

そして翌朝。

昨日よりはちらほらと人の姿があり、JALのカウンターまで行くと、そこだけぽっかりと明るい感じ。そこでスーツケースを預けようとしたところ、地上係員さんが「イギリス入国後は14日間の自己隔離が必要です。生活必需品の買い物も行けませんので~」と説明するので、「あ、それ先週の金曜日から解除になったはずですけど」と在英大使館のホームページを見せると、「あ、そうなんですか」と。。。

こんなに数日に一回しか飛ばないような本数なのに、そこは把握しておいてほしいわ~とちょっと思いました。

また、現在イギリスに入国するには48時間前から可能になるWeb登録(滞在先とか電話番号とか)が義務付けられています。それも「お済みですか?」と確認があったので、済ませている旨お伝えしました。

手荷物検査は待ち時間なし、自動ゲートで出国すると、ロンドン行きJAL便の搭乗口は思いっきり目の前!

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ロンドン行き以外はすべて欠航。。。

我々の便以外は、どこか東南アジア方面への1便のみが飛ぶようで、そちらの現地の方みたいな人が何人かぶらぶらしていました。

朝ご飯を求めていたのですが。

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地元の商店街のようなシャッター具合。。。

ほとんどのお店が閉まっていました。しかし、フードコートの何件かは営業していてくれたので、そこで朝昼兼用のうどんを食べました。

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フードコートにも人はまばら

化粧品やお土産品を売っている免税店が1軒と、ここのフードコートの飲食店が5件くらい、それとドラッグストアは営業していました。

搭乗口に行ってみても、乗客は30人程度。飛行機は2列、4列、2列の座席数でしたが、ほとんど空いていて、ぼーは途中で母の隣から移動し、4人掛けを一人で独占して横になって寝たり快適に過ごしました(笑)

数年ぶりにJALに乗ったら、無駄に食事が充実していて驚きました。

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何かを受賞した料理人たちがコラボしたらしいお昼ごはん

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スープストック東京のごはん。おいしい!

そして予定より早く11時間半足らずで、ヒースロー空港に着きました。

第二ターミナル着でしたが、案の定からっぽでした。そして、無事に入国できるのかいろいろドキドキしていたのですが(VISA取ってたけどactivateしてなかったし)、いつもの通り自動ゲートであっさり入国(笑) ゲートの前で、「Web登録してなかったらこっち来て~」みたいなおじさんはいましたが、特に登録内容をプリントしていった紙を見られることもなく、確認されることもなく、そのままバッグチャームへ。バッグチャームも羽田便ともう1便しか稼働していないため、あっという間に出てくる荷物。

そこで、自宅のインターネットをお願いしていた会社と電話で話す用事があったため電話して、それからタクシー乗り場に向かいました。

ここまでの感じで、空港職員のマスク着用率は半分くらい。

タクシー乗り場には普通にBlack cabが止まっており、黒人のお兄さんに行き先を告げると、別にどこから来たかも訊かれず、普通に乗れました。ただ道路は金曜の夕方15時台にしてはいつもより空いていました。

Earl's coart駅周辺を通りましたが、道行く人のマスク着用率は3割くらいかな。パブではたくさんの人がビールを飲んでおり、外でたむろしている人たちも特にマスクせず、いつも通りに近距離で笑ったり話したりしていました。レストランも満席状態。。。これは第二波が近そうです。。。

 

自宅に着くと、めずらしくポーターのワインさんがいてドアを開けてくれました。家の中は締め切っていたので若干変なにおいがしましたが、とりあえず無事でした。

しかし、窓の下に見えるチリ料理レストランでは、室内じゃなければいいと思っているらしいパリピな人たちが、入口付近の路上にたむろして夜遅くまで飲んで騒いでいました。

やはり自宅にこもっているのが安全なようです(;^ω^)

短期渡英を決めるまでの一部始終

お久しぶりです、ぼーです。

自宅を引き揚げるため、さきほどロンドンに到着いたしました。

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サマータイム中なので、夜8時にも関わらずこの明るさです

さて、まずは今回の渡英に至るまでの経過をば。

 

もともとぼーのFlatは、大家さんの意向で半年分先払いで契約していたため、10月半ばまでの家賃をすでに支払ってありました。なので、そこまではもちろん家を維持できるわけなのですが。

7月10日から、イングランド入国後、日本など大部分の国から来た人は14日間の自己隔離を免除することになったと大使館からお知らせがありました。これが免除にならないと、ロンドンで14日間動けず、日本に帰って14日間動けず。。。で、まるまる1か月を自粛で潰さなければならないという状況だったため、6月頃からイギリスの方が先に免除されそうという情報をつかんでいたので、虎視眈々と渡英機会を狙っていました。

とはいえ、7月にはいろいろと母親や祖母の病院受診やら検査やら、自分のバイトやらを入れてしまっていたため、8月上旬くらいかな~と先週までは漠然と考えていました。しかし、ここ1週間ほどで東京の感染者数が過去最高を更新し、Go to なんちゃらキャンペーンのせいで日本は大混乱。第二波がすでに始まっているのでは?という様相になって来たのに加え、スペイン北部やオーストラリアのメルボルンでは第二波のために二回目のロックダウンに入った、というニュースを見まして、これはうかうかしているとまた渡英できなくなる!と思ったわけです。

 

急に思い立ったので、立ち退きの手配が本当に大変でした!

まず急な話なので、もともと退去する頃になったら徐々にサイトで譲ったり売ったりしようと思っていた布団や小さな家電製品たち(ドライヤー、湯沸かしポット、炊飯器などなど。。。)を、売りに出す時間がない!手元にないから写真も撮れないし!特に布団とかもうどうしていいかわからなかったので、大家さんに置いて行っていいかどうかを聞いてみました。その返事がなかなか来なかったためヤキモキしていたのですが、10日金曜日になって急に「いいよ!」と返事が来たため、あわてて飛行機やら羽田の前泊ホテルやらを手配始めたのですが。

まず飛行機が全然飛んでない!当たり前ですが、JALだと今は直行便は水曜、金曜、土日くらいしか飛んでいなく、しかもなぜか16日までは一人23万円くらいするのに、17日から6万円くらいになっている。。。何ゆえ?この飛行機の値段設定は本当によくわかりません!荷物引き揚げの手伝いのため(スーツケースを増やすため)母も同伴だったため、それなら17日に渡英するしかないか。。。と。しかも午後到着便なので、金曜夕方に着いてもその日は何もできない。

続いて、日本に帰国後に14日間自主隔離が必要なため、何としても羽田まで自家用車で行きたい。このウイルス騒ぎとは関係なく、成田便が4月から無くなってしまったため、便利に成田空港を自家用車利用よくしていたうちとしては、とっても不便です。羽田は一回車で行ったことがあったのですが、やっぱり首都高怖くていやだな~というのもあります。しかし今回は背に腹は代えられん、羽田の駐車場を取るぞ!と意気込んでいったところ。。。23~26日の連休、マジでうざい!17日本日時点でGo to なんちゃらは激しくつまずき、東京発着旅行だけ除外とかいうわけのわからない状況になったため、おそらく多くの人がキャンセルするんでしょうが、連休のせいで羽田空港の駐車場が満車で23日までしか予約できない!しかも前に利用したことのある民間駐車場は、ウイルス対策のため国際線の対応はやめているという。。。

これはもう、23日に帰るしかありません。ということはロンドンは22日に出発するしかない。。。なんとか飛行機は取れたけれど、実質18日土曜、19日日曜、20日月曜、21日火曜の4日間、平日2日間しか動ける日が無いって。。。

 

しかし、この機会を逃せばさらに半年たっかい家賃を、住んでもいないのに払わなければならない可能性が。。。

ということで、鬼のようにnegotiateしました(;^_^A 

 

まずは荷物の引っ越し。

家具家電はもともとFlatについていますから、主な荷物は洋服や教科書になります。

当初はクロネコヤマトがロンドンにあるという情報を聞いて、日本企業だし、ヤマトなら親切にしてくれるだろう~などと楽天的に考えていたのですが、意外とイギリス色に染まってしまっていたのか、いろいろと不親切で全然話が進まず、しかも事前に送られてくる段ボールをポーターさんに受け取ってもらうという交渉もうまくいかず(ポーターさんは勤務時間ならどうぞと引き受けてくれましたが、その勤務時間内に段ボールが配達されるかどうかが不明という。。。)、結果的にヤマトはやめました。その辺の話をしていたのが先週金曜日10日の夕方ギリギリの時間で、ああ~イギリスが土日に入ってしまう~となりながらも、ダメもとでロンドン・サカイのホームページを見つけ、メールをしてみました。そうしたらなんと!現地時間深夜の時間帯にも関わらず、社長さん自らがメールのお返事をくれ、段ボール事前受け取りが無理ならば、当日梱包も含めて20日午前でどうでしょう?とミラクル親切な提案をしてくださり、即決でサカイにお願いしました。

皆さん、やっぱり引っ越しはサカイですよ!国内の引っ越しも今まで何度もお世話になっておりましたが、まさかロンドンでもこんなに親切とは。もうサカイ以外には頼みません!(笑)

 

続いて、大家のスー(インド人、会ったことはない)にさらにメールし、立ち退きの立ち合い(inventoryといい、入居時もあります。なんかプロの立会人みたいな人が来ます)を21日にしてくれ~と懇願。あっさり、「いいよ!」と返事が来たので、やれやれ。。。とほっと一息ついていたところで、以前に不動産屋さんから送られていた立ち退きの手引きみたいなPDFを眺めていたら、「あれ、プロのお掃除ってinventoryより前に入れないといけないの!?」ということに気付き、再び慌てふためく。

いやいや、日程的に無理だし、スーに言えば大丈夫って言ってくれるに違いない。半分泣きつきメールをスーに送ってみたが、これに関しては「部屋はinventoryの前に必ずプロのお掃除屋さんに掃除してもらってあるべき」と。なんと。。。

日本の感覚だと、退去の立ち退きがあってからプロのお掃除屋さんが入るから、引っ越しのときって簡単に掃除しておけばいいみたいな感じだと思うんですが、そこがイギリスは逆だった。。。orz

不動産屋さんの手引きにあったお掃除業者さんに慌てて連絡してみるものの、返事が来ず。。。しばらく待って返ってきた返事には「21日なら大丈夫」とのこと。でも21日はもう立ち合いの日。立ち合いを午後にしてもらえば間に合う???とスーにもう一度聞いてみるが、不動産屋さんに相談しろと。そこで不動産屋さんに相談してみたところ、とりあえず21日でお掃除屋さんは押さえて!と。

この辺を全部、メールと、ときどき送れなくなるメッセンジャーとかでやり取りしていたのですが、もーもどかしいのなんのって!ぼーのケータイ、まだVodafoneなんですが、海外同士の電話は普通にはかけられないのです!おまけに日本からもかけられないって、もうケータイの意味ないじゃん!!

お掃除屋さんは絶対不動産屋さんが知っている業者さんのはずなのに、なぜかすべてぼーを介して連絡を取られ、こっちは診療所勤務もあるのに、そんな夜中までメール待ってられるかー!!みたいになって、「も、直接話し合ってもらえます?」と最後には力尽きました(;゚Д゚)

その時点でもう渡英2日前(笑)

でも何とかかんとか、inventoryはぼーが立ち会わなくてもいい?みたいなことが決まったんだか決まってないんだか、よくわかりませんが予定通りの日程で渡英して大丈夫そうな感じだったので、思い切ってやって参りました!

 

さて、お次は羽田の出国の様子と、ロンドンの入国の様子を。。。

と思いましたが、時差ボケで眠気がピーク!!なので、今日はもう寝ますーzzz

 

日本で引きこもり生活中

特に新しい話題はないのですが、記録代わりにブログを書きますぼーちゃんです。

北関東の実家に戻って1カ月以上が経ちました。当初恐れていたように日本の病院から緊急招集などはかからず、のんびり自宅でダラダラしています(笑)

もともと読書が大好きで、本さえあれば何日でも過ごせるので快適です( ´艸`)むしろこんなに自由に読書に集中できるのは、人生初かもしれませんね!宮部みゆきさんの時代劇や杉村三郎シリーズ、高校から大学の頃に読んでいた谷瑞恵さんの少女小説、畠中恵さんのしゃばけシリーズ、内田康夫氏の浅見光彦シリーズ、松本清張、藤沢周平、神林長平、伊藤計劃、コニー・ウィリス・・・など、手当たり次第に蔵書を読み漁っています。

論文進めなきゃいけないのに。。。orz

時間はたっぷりあるはずなのに、なんかやる気が出ないのはぼーだけでしょうか。。。

 

ちなみにコナン・ドイル全集とアガサ・クリスティ文庫に手が出ないのは、イギリス文化にやや食傷気味だったからかもしれません(笑) ポアロのドラマは毎週土曜日に再放送が始まったので見ていますが。自宅近所のロイヤルアルバート橋が頻繁に出てくるので楽しみです!

漫画も渡英する際に大部分は売り払ってしまっていたのですが、実家に残していた分はほとんど読んでしまいました(;^ω^)まだ連載が続いているものについては、本屋さんに行けないので1年前の発刊分までですが。。。進撃の巨人の続きが今どうなってるのか気になるところです。でも本屋さんに行けるようになるまで我慢です。

 

先週からほんのわずかですが、父が院長を務める田舎の診療所で定期外来のお手伝いも始めました。外来するの1年ぶりですからちょっと緊張しましたが、日本語の外来って全部わかるから楽!!こっちが言いたいことも言えるし!!(笑)

上州弁は集中しなくても100%わかる!とか感動しながら外来していたのですが、隣室で聞いていた父によると、ぼーはがっつり栃木弁で外来をしていたそうです(;'∀') イギリス生活でも抜けない栃木弁。。。もはやネイティブの域かもしれません。

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父特製のガパオライス☆最近よくご飯を作ってくれます。

さて、ぼーがこんなにのんびりしている間の留学先の様子ですが。

現地時間の毎週月曜7時から、教授とfellowたちだけでテレビ会議が開かれています。日本時間では午前3時なので、先週は翌日の勤務のため休みましたが、今日はこれから参加しようと待機しています。眠いですが。。。

ロイヤル・ブロンプトンは呼吸器センターを擁する王立病院なので、ぼーが帰国してすぐにコロナ対策センターのひとつとして指定されてしまいました。循環器科と小児科の患者さんを別の王立病院へすべて移し、小児科にあったPICUやGCUを改装して第2、第3 ICUに替え、GMCを持っているfellowたちは全員このICUチームに組み込まれたそうです。はっきり言って臨床経験があまりない医師もいますが、呼吸器やECMOの講習を2日くらい受けただけだそうでした。

しかし、この鮮やかな患者さんの振り分けはNHSならではかもしれません。日本のシステムではなかなか、急に別の病院で患者さんを診療といっても、うまく連携できなそうです。そもそも電子カルテに互換性がないので情報共有できませんし、使い方も慣れないとわからない、院内で使用しているPHSも病院ごとに違いますし。。。そう考えると、イギリスでの紙カルテ!ポケベル(院内電話は基本自分のスマホ)!白衣などの統一ユニフォームなし!という前時代なスタイルが、急に生きてくるのやも。。。え、ここまで想定内なの!?などと、イギリスの闇の深さを再認識する今日この頃です。違うか(笑)

ちなみにブロンプトンには18台もECMOがあるんだそうなΣ(・ω・ノ)ノ!まわせるスタッフがそんなにいるのか知りませんけど。。。

でも何しろ、平常時のカテ中でさえ誰もマスクも帽子も被らないようなお国柄ですから、もちろんスタンダートプリコーションなど期待できるはずもなく、大量にスタッフ感染も出てしまっているようで、先々週行われた第1回テレビ会議ではすでに、ベテランfellowのアンドリューは自宅ベッドからの参加でした。幸いなことにそんなに具合は悪くなさそうで、相変わらず早口の英語で、この騒ぎの間のACHD患者さんの動向について研究モデルを立ち上げる話を生き生き話していたので大丈夫なのでしょう。彼は奥さんからうつされたそうで、おじいさんおばあさんも(?)感染してしまったとあっさり言っていました。

 

ぼーは家をそのままにしてきてしまっているので、いずれはロンドンに戻らなければなりませんが、いったいいつになるのか。。。戻れたとしても、病院が平常のACHD診療に戻ってくれないと意味がないので、このまま引き上げてくることになるのかもしれません。まあ、もうどうしようもないですけど。

 

全然関係ない話ですが、今タレントのウエンツ瑛士さんも英国から帰国したばかりだそうで、テレビ番組でイギリス生活について話しているのを見ましたが、めっちゃ共感できました(笑) 銀行口座開く苦労とか、修理の人が基本約束に来ないとか。。。あるあるすぎて、めっちゃ笑いました!