ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

羽田空港からHeathrow空港まで

羽田空港の直営駐車場のうち、P5というところが国際線ターミナル直結です。ネットから予約できました。それ以外の民間駐車場は、すべて今は国際線の取り扱いをやめているようです。

16日午後に実家を出発し、首都高を通ってP5に駐車して、国際線ターミナル直結のロイヤルパークホテルに入りました。

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午後4時の時点でこの無人感。。。こんな羽田見たことないです

羽田空港は信じられないくらい閑散としており、レストランやお店もほとんど営業していませんでした。昼ご飯をがっつり地元で食べてきていたので、持参したバナナやお菓子を夕食に、ホテルから一歩も出ずに過ごしました(笑)

ホテルのフロントには10人くらいの従業員の方(研修中の人などいろいろ)がいて、こちら2人に対して十分すぎる対応。。。他にお客さんの姿はまったくなく、このホテルがこんなに空いているのも初めて見ました。

 

そして翌朝。

昨日よりはちらほらと人の姿があり、JALのカウンターまで行くと、そこだけぽっかりと明るい感じ。そこでスーツケースを預けようとしたところ、地上係員さんが「イギリス入国後は14日間の自己隔離が必要です。生活必需品の買い物も行けませんので~」と説明するので、「あ、それ先週の金曜日から解除になったはずですけど」と在英大使館のホームページを見せると、「あ、そうなんですか」と。。。

こんなに数日に一回しか飛ばないような本数なのに、そこは把握しておいてほしいわ~とちょっと思いました。

また、現在イギリスに入国するには48時間前から可能になるWeb登録(滞在先とか電話番号とか)が義務付けられています。それも「お済みですか?」と確認があったので、済ませている旨お伝えしました。

手荷物検査は待ち時間なし、自動ゲートで出国すると、ロンドン行きJAL便の搭乗口は思いっきり目の前!

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ロンドン行き以外はすべて欠航。。。

我々の便以外は、どこか東南アジア方面への1便のみが飛ぶようで、そちらの現地の方みたいな人が何人かぶらぶらしていました。

朝ご飯を求めていたのですが。

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地元の商店街のようなシャッター具合。。。

ほとんどのお店が閉まっていました。しかし、フードコートの何件かは営業していてくれたので、そこで朝昼兼用のうどんを食べました。

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フードコートにも人はまばら

化粧品やお土産品を売っている免税店が1軒と、ここのフードコートの飲食店が5件くらい、それとドラッグストアは営業していました。

搭乗口に行ってみても、乗客は30人程度。飛行機は2列、4列、2列の座席数でしたが、ほとんど空いていて、ぼーは途中で母の隣から移動し、4人掛けを一人で独占して横になって寝たり快適に過ごしました(笑)

数年ぶりにJALに乗ったら、無駄に食事が充実していて驚きました。

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何かを受賞した料理人たちがコラボしたらしいお昼ごはん

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スープストック東京のごはん。おいしい!

そして予定より早く11時間半足らずで、ヒースロー空港に着きました。

第二ターミナル着でしたが、案の定からっぽでした。そして、無事に入国できるのかいろいろドキドキしていたのですが(VISA取ってたけどactivateしてなかったし)、いつもの通り自動ゲートであっさり入国(笑) ゲートの前で、「Web登録してなかったらこっち来て~」みたいなおじさんはいましたが、特に登録内容をプリントしていった紙を見られることもなく、確認されることもなく、そのままバッグチャームへ。バッグチャームも羽田便ともう1便しか稼働していないため、あっという間に出てくる荷物。

そこで、自宅のインターネットをお願いしていた会社と電話で話す用事があったため電話して、それからタクシー乗り場に向かいました。

ここまでの感じで、空港職員のマスク着用率は半分くらい。

タクシー乗り場には普通にBlack cabが止まっており、黒人のお兄さんに行き先を告げると、別にどこから来たかも訊かれず、普通に乗れました。ただ道路は金曜の夕方15時台にしてはいつもより空いていました。

Earl's coart駅周辺を通りましたが、道行く人のマスク着用率は3割くらいかな。パブではたくさんの人がビールを飲んでおり、外でたむろしている人たちも特にマスクせず、いつも通りに近距離で笑ったり話したりしていました。レストランも満席状態。。。これは第二波が近そうです。。。

 

自宅に着くと、めずらしくポーターのワインさんがいてドアを開けてくれました。家の中は締め切っていたので若干変なにおいがしましたが、とりあえず無事でした。

しかし、窓の下に見えるチリ料理レストランでは、室内じゃなければいいと思っているらしいパリピな人たちが、入口付近の路上にたむろして夜遅くまで飲んで騒いでいました。

やはり自宅にこもっているのが安全なようです(;^ω^)