ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

続いて、HeathrowからHanedaへ

最終日22日は、朝早く(午前3時)から目が覚めましたが、二度寝したりダラダラし、その後、機内持ち込みしようとしていた小さいスーツケースが大きなスーツケースに入るかどうか試してみたり(入った!)して過ごしました。

10時過ぎにホテルのフロントに行くと、親切なおじさんがタクシーを呼んでくれ、しかも60ポンドぴったりでいいと値段交渉までしてくれ、荷物をタクシーに乗せてくれました。Heathrowではマスク着用が義務付けられ、入るときに消毒をするようにという指示はありましたが、けっこう人は混んでいました。Holiday seasonに入ったのと、外出禁止が緩和され、一気に人が増えてきた感じがあると、後でお店のお姉さんが言っていました。

時間が早すぎたせいか、どのカウンターからチェックインできるかさんざんたらい回しにされましたが、最終的には職員のおじさんが案内してくれ、普通に荷物を預けることができました。普通だったら自動チェックイン機で搭乗券を印刷し、それを持って自動荷物預け機でできるところ、全員がスタッフのいる窓口からしか荷物を預けられないようになっており、自動チェックイン機も閉まっていました。

 

手荷物検査はほぼ待ち時間なしで、空港内部へ。

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ブランドショップは開いていましたが、レストランやお土産屋さんなど半分くらいは閉まっていました。

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open-spaceになっている、F&Mで食事

F&Mのカウンターレストランも、QRコードでメニューを見る感じになっていました。オーダーは口頭でした。

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ターメリックパンケーキ。なぜ、パンケーキをカレー風味にしてしまうのか理解不能

食事のあとは、空いていそうなブースを見つけて荷物を置き、交代でお土産を少し買い足しに行きました。

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飛行機はこれしか飛びません。羽田よりはだいぶ多いですが。

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こんな感じに、ところどころ座れないようになっています

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空港内は義務付けられているので、一応みんなマスクしています

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残念ながらキャスは閉まっていました

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引っ越し屋さんに事前に渡されていた別送品の申告書を書きました

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BA5便は、安定のCゲート(いちばん隅っこ)からの出発でした

乗客は30人程度で、日本へ本帰国するらしい家族連れが多い印象でした。

母と同じ列の席を取っていましたが、行きと同じでガラガラだったので、前の席に移って3席を独占し、ほとんど横になって眠っていました。

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飛行機に乗った途端に、マスクと手指消毒剤が配られました

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ガラガラの飛行機

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箱に入って提供された食事。不味い。

BAの食事にはもともと何も期待してはいなかったのですが、感染防止の面からすべて箱に入った状態で渡されました。パンはまずまずでしたが、豆のおかずと、チョコレート・塩キャラメルのデザートは安定の不味さでした(笑)

飲み物サービスもワゴンでは来ず、一人ひとり聞いて手渡しでした。

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着陸前の食事。右に同じ。

朝出されたパイは、ターキーと言っていたのですが、なんだか非常に脂っこくておいしくなく、でも日本に降りてからPCRまでどのくらい待たされるかまったく不明だったので、無理して半分食べました。(のちに吐くことになる(笑))

飲み物はコーヒーか紅茶の二択のみでした。

 

羽田に着陸前、山形上空と木更津上空でめちゃくちゃ揺れ、ぼーはだいぶ酔いました。なので着陸後、検疫所の人が乗ってきて健康カードというA4判5枚つづりくらいの用紙が配られたときには、めっちゃ体調不良でした(笑)

それを全員が機内で記入後、順次飛行機から降りることができました。降りてからトイレにまず行き、さっきのパイを吐いてすっきりしました(;^_^A でもあんまりゲーゲーしていると感染者かと周りの人が驚きそうだったので、静かにリセットしてきました(笑)

その後144番ゲートの待合に案内され、そこで検疫官から今後の流れについて放送で説明がありました。子供さん連れの人からそこでまず健康カードの内容のチェックがありました。待機する場所、連絡先、体調不良がないか。。。などなどの内容です。

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144ゲートの様子。みんな距離をあけてバラバラに座っていました。

チェックを済ませた人から、別のゲートへと案内され、そこでPCRの検体採取がありました。3つくらいのブースがあり、完全防備の看護師さんがこれでもかと鼻の奥をぐりぐりしてくれました(笑) 耳鼻科に通いなれている母は何も感じなかった(!)そうですが、ぼーは軽く鼻血が出ました( ̄▽ ̄;)

このあたりはすべて写真撮影禁止でした。

 

採取が終わると、もう一度検疫官のチェックです。検体番号のシールを健康カードに移したり、帰る手段の確認、帰ったあとの注意事項の確認などがありました。

その時点で、隣のゲート前に座って待機していた方々は、その場でPCR結果待ちの方だったのだと思います。ぼーの隣でチェックを受けていた人は、8時間待ちくらいですと言われていました。

そこから400mくらい延々歩くと、ようやく入国です。サーモグラフィーの前を通り、自動ゲートを通れば無事に入国。ぼーは荷物のカートを持っていたのでゲートを通れず、人のいるところでスタンプを押してもらいました。(別送品がある場合にはスタンプ必要とも引っ越し屋さんに言われていたのでちょうどよく)

すでにスーツケースはすべてターンテーブルの上に並べられており、そこから自分たちの荷物を拾って、税関へ。税関に別送品があることを伝えて、申告書を2枚出し、1枚戻してもらって到着ロビーへと入りました!

10時45分くらいに飛行機が着陸してゲートに入り、書類を書いて飛行機から降りたのが11時15分くらい。その後羽田の到着ロビーに出たのが12時半くらいでした。

 

駐車場でオデッセイに荷物を積み、自動販売機で飲み物だけ買って、首都高を通って前橋へ帰りました。首都高は大丈夫でしたが、関越が事故渋滞+連休初日の渋滞で混んでおり、ちょっと時間がかかりました。

 

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自宅で美味しいお茶漬けを堪能(*'ω'*)

代わりにまた父は、ホテル暮らしへと出て行ってくれました(;^_^A

 

PCR結果待ちですが、まだ連絡がこないので陰性でしょう。14日間母と籠って楽しく暮らします!

 

それにしても帰ってきてからFB見たら、ブラジルのレチシアは彼氏とベルギー旅行しているし、エコー班にいたロシア人のエレーナは夫婦でスペインでバカンス、上司のケンプニーもブレずに1か月半のバカンスでイタリアの島に行っているし。。。

医療従事者でもこの程度の認識のようなので、またあっという間に世界に感染が広がるのでしょうね。。。

とにかく、無事に行ってこられて良かったです。これで憂いがなくなりました!!