ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

病院の様子&引っ越し終了!

無事に引っ越しが終わりました。

ロンドンサカイのスタッフさんが一人で来られ、あっという間に荷物を詰めてくださり、最終的には5箱と非常にコンパクトにまとめて持って行ってくれました。すごい!さすが!やっぱり引っ越しはサカイに限ります!!

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現在夕方5時です。昨日だけちょっと雨降りましたが、基本的にすごく気候がいいです!

今朝は教授とのアポイントメントがあり、8時台からBromptonへ行ってきました。普段の出勤時間と同じ時間帯でしたが、通勤の人は少なく、車も渋滞していませんでした。近くの小学校に通う子供も一人もなく。。。まだ学校は完全には再開していないのかしら?

いつもは病院の西側にある出入り口から入るのですが、そちらは締め切られ、やはり正面玄関からしか入れませんでした。入口にはアルコール消毒とマスクが置かれ、受付のお兄さんが座っています。ぼーは職員カードがあるので、普段は開け放たれていたドアをカードで開けて中に入りました。入ったところは2階で、階段で3階へ上がるのですが、上がったところにあるICUおよび手術室のドアは固く閉ざされ、Covidチーム以外の立ち入り禁止と大きく書いてありました。

本館であるSydney wingから、我らの医局や検査部があるChelsea wingまでの渡り廊下も、ドアが何か所も閉められており、いちいちカードを通していきました。

エコー部は真っ暗で、まだ検査は全然していないようです。

Fellow部屋の周辺は、いろいろな講座の教授やらconsultantたちの居室になっているのですが、廊下も真っ暗、人影がありません。Fellow部屋にはジュリアがいて、病棟に行く準備をしていました。お互い顔を合わせて「うわあ。。。何て言っていいか言葉が見つからないね」みたいな感じで再会を喜びました。もちろんハグはなし(笑)

ジュリアとは明日ゆっくり話す約束をしているので、そのまま急いで教授室へ。教授はまだテレビ会議が終わっていなく、10分ほど部屋の中でその会議が終わるのを待つことに。スタッフミーティングをしていたようで、患者さんが3割くらいしか戻っていないこととか、移植の患者さんはハイリスクなので月1回のCovid検査ではなく週1回もしくは2週に1回の抗体検査をするべき?というようなディスカッションが為されていました。そんなことしているんだ。。。と驚き。

そしてミーティング自体は終わりかけたのに、そこからConsultantの一人であるポルトガル人のアナ先生(めっちゃいい人)が8月中旬に退職するそうで、その手続きとか給与の支払いとかの相談が始まり。。。あれ、わたしここにいていいのかしら?と思いましたが、教授はニコニコこっちを見ながら話を聞いているのでまあいいか。

そして4か月ぶりに教授との面談。

また会えてうれしいよ~でも君の状況は完全に理解しているよ!こんな誰も予測のつかない世界になってしまったから、家族と離れて暮らすのは誰にとってもよくないことだし、我々の関係はここから始まるのだから何の心配もないよ!と良いことを言ってくれました。ぼーはできる限りの感謝を伝え、書いている途中の論文を見せ、上司からの依頼を伝えたりして、日本から持参したヨックモックのクッキーを渡しました。

そしてやはり、ハグ(;^_^A

ちょっと躊躇したのですが、上司には逆らえず(笑)

まあ、これで感染したらもう仕方がないです。諦めます。

 

他のお世話になった上司たち、ケンプニー先生、ディラー先生、エコーのウィリィ先生たちにもお土産を渡したかったのですが、どなたもお部屋にいないようだったので、ドアノブにかけてきました。秘書さんのVivにも。彼女らも全員まだリモートワークのようでした。

またここに来ることが一生のうちにあるかしら???

 

午後はからっぽになった部屋の掃除をしました。

4か月不在にしていた間に、ライムスケールがすごいことに。。。orz

これを見越して母が持参してくれたクエン酸がめっちゃ威力を発揮してくれました!母が大車輪で活躍してくれ、いまは掃除も終わって最後のお風呂に入り、残っていたイタリア産ワインを飲みながらまったり中です( ´艸`)

明日はプロのクリーニングの業者さんが朝9時に来るので、その対応をし、それが終わる夕方までWest fieldという巨大ショッピングモールで時間をつぶす予定です。