ぼーちゃんの英国医学留学な日々

2019年4月~Royal Brompton Hospitalに臨床留学中の循環器内科医のブログです

一時帰国(*´ω`*)

1月18日~2月8日まで、ビザの更新のために一時帰国しておりました~(*´ω`*)

そのため投稿が遅くなりましてすみません(;'∀')

日本ではいい感じに美味しいものを食べ、会いたい人に会い、非常に充実した3週間でした!

では、写真でダイジェスト~

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まずは地元・群馬大で講演させていただきました!

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内輪な会でとても盛り上がり、楽しかったです~!(^^)!

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実家の近く、らーめん一番館の「一番館ラーメン」!

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母校・新田小学校の近くをお散歩しました~

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ビザ更新などのために、東京にも何度か行きました。大好きな小籠包のお店♥

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美味しい日本食を食べにも行きました♡

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日本食うま~!!!!

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祖母の家で懐かしの味、福富のうどんを堪能♥

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鉄板の味、バーミヤンラーメン(笑)

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大好きな大学の先輩と、門前仲町で一杯(^^♪ しこたま日本酒を飲み、楽しすぎてこの写真しかなかった。。。

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待ちに待ったおふろ会総会!!横山先生も大場先生も変わっていなくて、とっても楽しかった(*´ω`*)

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群馬のラーメン雑誌を見ながら、母と新しいラーメン屋発掘の旅( ´艸`)

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かんたろうのたこ焼き!!

とりあえず、ここまで食べ物ばっかり!!(*´Д`)

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自治医大にも行きました!偉い先生に集まっていただき、留学助成金の授与式をしてもらいました~

この日の夜には、小児科のカンファレンスで留学について発表させていただき、とても楽しかったです!久々にお会いする先生方と、お話しが弾みました(≧▽≦)

そして、ここからは赤ちゃんたちとご対面~

よそ様のお子様方なので写真は自粛しますが、めっちゃ可愛いおこちゃま方に癒されました~(*^▽^*)

そして、自治同期とこっこのすけにも行きました!みゆきちゃん、まりちゃん、わか、りんちゃん、おかっちが集まってくれて、めっちゃ楽しかった♡楽しすぎて写真撮り忘れました(;^ω^)

翌日には大宮でつっつん、にっしーと美味しいお鮨屋さんへ!

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日本酒飲みまくり!(笑)

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そして林先生、今井先生と♡神楽坂でものすごく美味しい焼肉に連れて行っていただきました!

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今度4月からBromptonに来られるT先生と丸の内でランチもしました(*^▽^*)

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伊勢崎の焼き兵衛で、明太チーズもんじゃ!!

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高崎の暢神荘で父の誕生日祝い(*´ω`*)

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鴨汁そば!!

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安定の吉岡・とんちんかんで、絶品チャーハン!!

はい!!

というわけで、お察しの通り3kg増えてしまいました!!( ;∀;)

なので、こちらに帰って来てから、一生懸命ダイエットに励んでおります(涙)

日本!!なんて恐ろしい子!!(ノД`)・゜・。

でも、イギリスならダイエット容易に敢行できそうなのが切ない。。。

とりあえず晴れた日には、テムズ川添いを1時間早歩き、夜は炭水化物を食べない、腹筋など筋トレ、日本舞踊再開。。。と、頑張っていきます!!

 

英語の勉強の仕方④Writing & Speaking

先日ロンドンの冬の風物詩、Winter Wonderlandに行きました!

これは移動式の遊園地で、普段は何もない(?) Hyde Parkの中に11月下旬から1月初頭まで開催されています。なんと、入園料は無料です!

 

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暗いですがぼーがおります(笑)

しかし、Temporaryとは思えないほどのたくさんの乗り物、アイスリンクなど、すごい充実した遊園地でした!

もちろん、乗り物嫌いのぼーは何も乗らず。。。(笑) 

でも雨交じりだったので、空いていてよかったです。

 

さて、今日は残りの2分野についてです。

 

<Writing>

最後までもっとも苦しんだ科目でした( ;∀;)

Progritで学んでいたときにはWritingまで進めず、とりあえずその後勉強する用に1冊日本語のWritingの教科書を勧められたまでで終わってしまったのですが、その教科書は後から考えるとかなり今ひとつな内容で、全然書けるようになりませんでした。

対策方法もわからず、しかもあまりも毎回できないので、正直逃げてばかりいました。

ちなみにEuro travellerでは何冊か教科書(基本英文で書かれているもの)を推奨してくださっていますが、そのうち何冊か購入してぼーも勉強してみました。特に、なんだか「日本語の教科書はダメ」というようなことも書かれていたので、無理して全部英文の教科書を買っていました。

でも後から振り返ると、これらの教科書のサンプルエッセイは下手するとバンド5とか書いてあったりして、7.0以上を目指すにははっきり言って何の役にも立ちません。しかも書き方の構造をまず学ばなければいけないので、正直本当に無駄足でした。何しろこれらの問題集を3冊やっても、10月の時点で5.5という体たらくでした。

一時はやみくもに、ネット上にあるハイスコアのエッセイを模写し、そこに出てくる倒置法などの難しい構文を無理やり取り入れようとしたり、3500のレベル5の単語を入れようとしてみたりと、本当に苦しみました。

そんなぼーが2カ月弱で5.5→7.0に上げた方法を以下に記載していきます。

①とにかく藤本先生のグランドメソッド

②続いて藤本先生のブースターパック内にある「IELTSライティングのための文法講座」

③旺文社ライティングの教科書でTask 1対策

④書いてみる→添削してもらう

⑤単語の綴り練習

 

①グランドメソッド

とにかく、まずは藤本先生のグランドメソッドのライティング動画を見てください!ここにもっとも重要なエッセンスが詰まっています!

ぼーは11月の試験の前、あと2日しかない状態でこのグランドメソッドにたどり着き、とりあえずこの動画を見て行っただけで5.5→6.5に上がりました!!

どこかでIELTSのライティングは暗記してもできない、みたいな呪文を聞いたことがあって、その呪縛のせいで本当に全然伸びなかったのですが、藤本先生ははっきり「ライティングは暗記です」と動画の中でおっしゃっていました。そしてそれは本当でした!

詳細はグランドメソッドを見てほしいですが、とにかく「ある程度のテンプレートを暗記していつでもそこは絶対にスペルを間違えないようにする」というのがとても役立ちました。それと、メリット、デメリットの案が浮かばないのにもいつも試験中に悩まされましたが、それもグランドメソッドに出てくる見つけ方の9項目を丸暗記することで、すぐに見つかるようになり、気持ちがとても楽でした。

最終的には、グランドメソッドに出てくるスライドをすべてノートに書き写して、何度も何度も見返しながらエッセイを書いて、まる憶えしていきました。

 

②ブースターパック内「IELTSライティングのための文法講座」

ここには日本人が間違えやすい文法が150以上の例文とともに解説されています。これも本当に役に立ちました。それまでめっちゃ間違えていたり、頭の中で整理がついていない項目がざくざく出てきました!

もちろん知っていて間違えない文法もありましたので、それは飛ばして、自分が曖昧なものだけすべてライティングノート(左側に間違い、右側に正しい文と解説・まとめ)へ書き写し、本番までに3回くらいさらっていきました。

 

③旺文社のライティング教科書

これはTask 1対策用です。日本語の教科書で、わりと最近発売されたもののようで、11月に一時帰国したときに本屋さんで見比べて購入しました。

www.obunsha.co.jp

ご覧の通り、英単語3500と同じシリーズの黄色いやつです(笑)

ライティング対策をしていて困るのが、意外とTask 1のことを詳しく解説してくれている教科書がないことでした。しかしこの本は、Task 1でよく使う言い回し、例文などを暗記できるコーナーが30ページくらいにわたってまとめてあり、それをコピーして何度も何度も参照してまる憶えしました。Task 1のサンプルエッセイも書き写し、それを真似してTask 1を書いてみる練習もしていました。

 

④書いてみる→添削してもらう

このあたりまで勉強すると、今度は実際に書くところを練習します。

ぼーはペースとしては、Task 1か2のどちらかを毎日書き、土日は両方と決めて書いていきました。最終的には2カ月で60本以上のエッセイを書いた感じです。

ベストティーチャーのIELTSコースに入ると、この教科書のテーマが掲載されており、書いたエッセイを添削してもらうことができます。

bookclub.japantimes.co.jp

ちなみに、話は少し逸れますが、この教科書は初めてIELTSを受ける方にお勧めです。IELTSがどんなテストかということがよくわかります。

 

話を戻しますが、ベストティーチャーの添削では、文法間違いを直してくれるだけなので、エッセイの構成がどうかとか、このエッセイならスコアいくつくらい取れるとか、そういうことはわかりません。

それを把握するために、その後ぼーは別の添削サイトにさらにそのエッセイを送って採点してもらっていました。

www.ielts-blog.com

ここはオーストラリアのサイトだそうですが、8エッセイを£33くらいで採点してくれます。バンド7~8のサンプルエッセイも大量に掲載しているところです。

実は藤本先生のメソッドに出会う前からこちらのサイトは利用していましたが、なかなか辛口の先生が多く、なかなかバンド7は取らせてくれませんでした。しかし、藤本先生のメソッドをマスターした後は、このサイトでもバンド6.5~8.0を安定して取れるようになってきました。

たぶん添削している先生はそんなに多くないんじゃないかと思うんですが、すごく辛口の先生と、甘々の先生がいます(笑) 辛口の先生に当たると、ほぼ文章全とっかえされます(;^ω^) でも最終的にはこの辛口の先生のほうが、ネイティブの言い回しを全部書いてきてくれるので、それを丸暗記して使えるようにできたので有難かったです。

添削されてきたエッセイは、やはりライティングノートの左に間違えた文を書き、右に修正された正しい文と解説を書き写して復習します。

 

⑤単語の綴り練習

これは単語の覚え方ところで前述しましたが、旺文社の英単語3500のレベル1~3の1500単語を、日本語→英語で綴りをマスターしました。これは10月頃から毎日2時間くらいやっていましたが、スペルミスはかなり減ったと思います。

 

この①~⑤をこなして、本番がおかしなTopicでなければ、きっとハイスコアが取れるはずです!

 

 

<Speaking>

ここまでお付き合いありがとうございます。最後にSpeakingです(*´ω`*)

まず、まったくの初心者の方には、瞬間英作文がお勧めです。

Progritで勉強していたときには瞬間英作文トレーニングという訓練をひたすらやっていました。

www.beret.co.jp

これは中学レベルの英作文ですが、反射的にできるように仕上げていく本です。正直、英文を見てしまうと「簡単すぎる?」と思うのですが、日本の英語教育ではout putのトレーニングをしたことがないので、speakingとなるとこのレベルからできません!

ぼーはこの次の緑のテキスト、英作文シャッフルまで2冊仕上げてから渡英しましたが、これだけでもOA 4.5→6.0まで上がりましたので、効果はあると思います。

 でも、これだけだとさすがにPart 2と3での高得点は望めません。

 

IELTSで得点を上げられたのは、とにかくベストティーチャーのRodolfo先生のお陰です!

www.best-teacher-inc.com

ベネズエラ人で今はアルゼンチンに移住している、苦労人の先生です。

本当にこの先生と毎日30分Speakingの練習をしたおかげで、Speakingで7.0を取れるようになりました。

ベストティーチャーでは何人か評価の高かった講師を最初に試してみたんですが、この先生がもっともIELTSの点数upにつながるTipsをどんどん教えてくれて、時間を無駄にせずに、でもアットホームな雰囲気で30分教えてくれるので、すぐにRodolfo先生に絞って続けて受講していきました。もっとも優秀な先生に送られる月間ベストティーチャー賞も何度も受賞されており、IELTSの経験は本当に豊富ですし、医師や看護師の常連の生徒さんをたくさん持っていらっしゃる方です。

母国語はスペイン語ですが、英語はもちろんペラペラですし、ネイティブでないからこそ日本人が間違えやすいところとか、つまずきやすいところを良くわかってくれます。今はイタリア語を勉強中だそうで、日本語にも意欲を示されているので、ときどき日本語を教えてあげてます(笑)

 

先生には、Part 2と3の練習をお願いしていました。あちらから、ランダムに質問を出してもらい、その場で答えます。答えると、先生がリアルタイムにフィードバック(ここは自制が違ったよとか、こっちのほうが自然な言い回しだよとか)をしてくれます。30分レッスンした後は、すぐにその内容をノートに写し、復習していました。このノートは、本番のSpeakingの順番を待つ間にざーっと目を通し、似たような質問が来たら答えられるように準備するのにも役立ちました。

 

 

とにかく日本の英語教育はoutputが弱いのと、日本人のシャイな性格が災いして、本当にこの2分野には苦労しました。

でも正しい手順できちんと練習していけば絶対にスコアは上がりますので、これらの記事がIELTSのために勉強されている方の少しでも助けになればと願っています(^_-)-☆

 

 

 

英語の勉強の仕方③Listening & Reading

昨日はつい先日にお友達になった、看護師さんのみなみさんとロンドン最古のカフェでお茶してきました!

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ケーキもお茶も美味しい♡

イギリスの通常のケーキは、はっきり言って激マズです(;^_^A

アフタヌーンティでも、サンドイッチとスコーンはだいたいかなり美味しいのですが、いちばん上段のケーキは本当に雑に甘くて、せっかくそこまで美味しかったのに~( ;∀;)と残して帰ること間違いなしです(笑)

ですが、こちらのカフェのケーキは日本人好みに甘さ控えめで、バタークリームじゃなくてカスタードとか多めで、とても美味しかった!紅茶の種類も豊富で、お店の雰囲気もアットホームな感じで、居心地よかったです☆

 

 

さて、今日も英語シリーズ③で、リスニングとリーディング対策についてです。

<Listening>

もともとセンター試験のときには英語は得意科目で、一応リスニングもありましたよね?そのせいか、変に初回受験から6.0取れていたSkillでした(;^ω^) これが良くなかったのかもしれませんが、その後なかなか伸びずに苦しみました。

IELTSリスニング対策をするときの問題点は、ぼーは大きくわけて3つになると思います。

①音源の英語が聞き取れない

②問題文が時間内に読み終わらない

③スペルを間違う

これら一つ一つの対策を確認していきましょう!

 

①英語の音源を聞き取る力

これはとにかく、精度の高いシャドーイングです!これを1週間やって、ぼーは8.5取れました!

 

Progritではシャドーイングを毎日最低1時間やり、それを録音して送って添削してもらうという作業を4か月近くやっていました。シャドーイングって、英語の意識高い方は皆さんやったことあるらしいんですが、ぼーは「聞いたことあるなあ」くらいで、やるのはそのときが初めてでした(;^_^A ただ音源について0.5秒遅れくらいで真似して発音していく作業なんですが、これが馬鹿にできないんです!

ただProgritのときには「何かやりながらでもいい」と教わっていたので、ぼーはいつも芳賀に通勤する車中で運転しながらやっていました。最初ちょっと危なかったですが(笑)すぐに慣れて、無意識で片道40分できるようになっていきました。あそこでは当時まだIELTSコースが無かったので、TOEICのリスニング音源を1~2分くらいに切った教材をもらって、3日かけて1教材、Audipoという音源を自由に速度を変えたり千切ったりできるアプリを使って、延々と1日90回くらいずつ同じ音源で練習していました。

 

イギリスに来てからも、朝の弁当作りの最中に30分くらいやるのを定番にしていたのですが、その後も得点は6.0~6.5の間を行き来していた感じで、なかなか7に到達できず、最終的にはむしろ足を引っ張る科目になっていました。いろんなサイトに、リスニングはシャドーイングを信じてやれば絶対上がる!みたいなことが書いてあるのですが、全然点が上がらないのでシャドーイングだけじゃだめなのかなあと10月の結果を受けとったときに悩みました。

そんなときに、Writingの対策を探してたどり着いた藤本先生のグランドメソッドという教材の動画で、なぜ自分のシャドーイングがダメだったかが初めて判明しました!

犯人は絶対音感。。。(;'∀')

ぼーは小さい時からピアノを習っておりまして(もう全然弾けませんが)、そこでピアノの腕は全然でしたが、ドイツ調音という、先生が弾く和音を音だけ聞いてドイツ音階で答える、ということを毎週やっていたので、絶対音感が出来上がりました。

詳しくは藤本先生のメソッドを購入して動画を見てほしいのですが、音感があると耳から入ってきた英語を、意味を理解せずにそのまま発音するということができてしまい、本来シャドーイングで鍛えるべき「耳から入った英語を自分の頭の中の辞書と照らし合わせる反射」というところを素通りしてしまえるらしいんですΣ(・ω・ノ)ノ! これはぼーにとって衝撃でした!絶対音感が無い人は、意味がわからない文章は真似して発音できないんだ!ということが初めてわかり、「何かをしながら」のシャドーイングではダメだったのです!

さらに詳しくシャドーイングの集中してやる方法を藤本先生が解説してくださっていたので、それを書き写し、シャドーイングをやるときには常にその手順を見ながらやってみました。藤本先生は1週間それをやれば絶対に伸びる!と豪語されていたのですが、それまでも散々シャドーイングはやっていたので、正直なところ半信半疑だったのもあってなかなか腰が上がらず、最後の12月の受験前に本当にぴったり1週間だけやって本番に臨むことになってしまいました。

www.amazon.co.uk

ぼーは最終的には、こちらの教材を使ってシャドーイングをしていました。本番よりは少し速めの英語で、割と細かく区切られたスクリプトになっています。ただ使用したのは本当に音源と、最後のほうに乗っているスクリプトだけでしたので、別にわざわざ買わずとも公式問題集でも充分だと思います。

これをアプリのAudipoに落とし込んで、1分前後に短く区切り(長くても2分が限界でした)、ひたすら集中してシャドーイングしていきます。

1.25倍速も別に要りません。高地トレーニングのようなもので、早く聞いていれば本番が楽になるということを推奨されている方が多かったですが、別に本番楽じゃなくても聞こえればいいので。それよりも1.25倍速にすると細かい前置詞とか落としやすいので、それよりも確実に発音することのほうが大事かと思いました。

これを1週間、毎日1時間半くらいですかね、続けていきました。

幸い問題に恵まれたのもありますが、12月の受験時には驚くほどはっきりと文章が聞こえ、綴り間違いを1個したな~と後で気付いたもの以外、たぶん40問中39か38問は合っていたのだと思います!藤本先生もおっしゃっていましたが、IELTSにはあまり引っ掛け問題のようなものはなく、聞き取れれば絶対に答えられる問題にはなっているのです。

 

②問題文を読み切る力

IELTSを受け始めた当初は、これも大きな問題になると思います。

ぼーは当初速読の力が弱く、与えられた時間内にListeningの問題文を読み切れない!という問題に直面することがしばしばありました。特に文章で出る3択問題です。下手するとPart 2ですでに出てきます。

問題文が読み終わらないうちに、音源がスタートしてしまい、「わーどうしよう!最後の2問が読み終わってないよ~!」となるのですが、たぶん正解は「読み終わらない分は無視して、音源を聞くことに集中する」だと思います。

なぜならIELTSでは音源は1回だけしか再生されないので、聞き逃したら終わりだからです。とりあえず聞き取れていれば、後で落ち着いて思い出して回答する時間があります。

そして、後述するReading対策をしていくうちに、速読の力が上がっていくので、たぶん半年くらいすれば通常タイプの問題なら全部読み終わるようになると思います。ぼーも6月に受けたときにはすでに問題は読めるようになっていました。

 

ただ10月、11月のときには、問題形式が変わり、Part 4で長文の3択問題が出るという悪夢がありました。受けたことがある方はご存知かと思いますが、Part 3の10問は5問ずつ問題が分かれていて、途中に次の問題文を読むインターバルがあります。しかしPart 4はぶっ通しで10問を回答せねばならないので、それが長文になられると、ぼーの速読力では7問までが精いっぱいでした。しかもPart 4ですから、内容がわけのわからん学術講演です(-_-;) 10月のときはどこかの砂漠のワニが進化の過程で孤立していった話、11月は香水の入れ物の進化みたいな話題で、お手上げでした(;^ω^) 12月の試験のときには思わず、Part 1のインターバル時間に問題全部確認しましたよ、覚悟を決めるために(笑)そしたらPart 4がいつも通りの穴埋め問題に戻っていたので、めっちゃ安心しました。

 

③スペルを間違う

これはけっこう最後まで悩まされました。最終試験でもclay(土)の綴り間違えましたしね(;^ω^) IELTSは基本的に記述式の問題なので、スペルができないとなかなか得点につながりません。

特にPart 1の簡単な単語を、スペル間違いで落とすことが自主模試をやっているときにも多々あり、これは中学英単語とかの簡単な単語集をもう一冊やったほうがいいのかしら???と悩んだ時期もありました。brush(ブラシ)とかkitchen(キッチン)とか、急に言われると、あれ、aだけ?uだっけ?iかeか?とかけっこう無駄に悩むんです。で、だいたい間違ったほうを選ぶという。。。( ;∀;)

これについては、最終的にはWritingの対策がものを言いました。前回書いたように、単語集3500のレベル3までを、日本語→英語で延々書くという作業をやったのがいちばん奏功したと思います。もともと、綴りには一定の法則があるよ、というのは知ってはいたのですが、毎日2時間くらい単語をひたすら書いていると、法則が予想できるようになってきて、正直勉強したことがない単語でも、聞けばスペリングできるようになっていきました。なので、最終的にはそれ以上に特に簡単な単語集とかはやっていません。

あとはひたすら公式問題集のPart 1に出てくるような単語は、間違えるたびに綴りを覚えましたね。

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公式問題集は、勉強期間の途中に14が発売されたので、最終的には11~14の4冊を使いました。これは勉強される方は必須の教科書だと思いますので、購入をお勧めします。

この4冊のListeningの解答を、綴りを間違えずに書けるようになっておくとかなり安心かもしれません。

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しゃべり足りなかったので、カフェの後は日本料理店にて焼き鳥で一杯(笑)

 

さて、今日は思いっきり長文です(笑)

続いてReadingです!

<Reading>

ぼーにとっては最初から最後まで稼ぎ頭として働いてくれた、番頭さん的存在でした(笑) こちらも最初から6.0取れていたのですが、まあときどき英論文など読んでいるのが少しは役立っていたのかもしれません。スコアの推移としては、その後順調に0.5点ずつ上がっていき、10月には7.5が取れていた優等生でした。

有効だった対策としては以下の3つです。

①精読と多読

②藤本先生のグランドメソッドで、問題を解く順番を学ぶ

③3500でレベル4~5の単語たちに目を馴らす

 

①精読と多読

これは8月頃にめっちゃやっていた作業です。

やり方はEURO travellerさんのブログに詳細がありますので、そちらをまずご参照ください。

https://dent-sweden.com/english/ielts/ielts-reading/reading-score-up

 

教材は公式問題集の11~14の4冊をやりました。ぼーはオリジナルにアレンジして、わからなかった単語には、3500に乗っている場合、そこに乗っている類義語だけを書くようにしていました。辞書で調べてしまうと、無限に類義語が出てきてしまうのですが、IELTSではその類義語は出てこないということも多々ありますので。もう3500に絞って憶えるように集中しました。

ここまでやるとある程度読むスピードが上がります。

ただこの精読、多読だけではなく、ぼーの場合には臨床研究のために、1000人くらいの患者さんの紹介状を拾い読みしてデータを集めるという作業を病院でしていたので、さらに多読していた可能性があります。

これをやっていたところ、10月の試験時には最後まで余裕で問題が解けるようにはなりました。

ただそれでも7.5ですから、いくつか回答を間違えていることになります。


②藤本先生のグランドメソッド

ここでやはり役に立ったのが、藤本先生のグランドメソッドでした。Readingの動画では問題を解く順番、Not givenの選び方、など回答する上でのTipsを教えてくれます。これが功を奏し、最後の試験では8.5を取ることができたのでした!

本当にあのグランドメソッドは買い、です(笑) お値段も1万円台と、コスパ最強ですし!!

 

 

③単語力up

そうは言っても、読むスピードを上げるには単語力が必要です。知らない単語があると、どうしてもそこで少し止まってしまい、構文も理解しにくくなってしまいます。

理想は、一番難しいpassage 3でも1パラグラフの中に知らない単語が1~2個くらいというところですが、なかなかそこまではぼーも行けていませんでした。マニアックな話題も多いですしね。

ただ3500は本当に頻出単語を集めてあるので、レベル4~5を10周くらいさらっておくと、スペルや発音は完璧にできないまでもとりあえず見れば意味がわかるので、Readingがぐっと楽になりますよ。

 

ちなみに時間配分としては、ぼーはいつもPassage 1に15分、2に15分、3に30分という感じを目指していました。ただ最近は難易度がぐちゃぐちゃのときもあり、実際に12月の試験ではPassage 1がいちばん難しかったです(;^_^A 藤本先生は20分ずつを推奨されていますが、これは、それぞれ20分以上かけないという目安だとぼーは理解しています。1個の解答に悩んで時間をロスするなら、他の確実にわかる問題を解いたほうがいいからです。

そのため12月のときはPassage 1はとりあえず20分で切り上げ(一応全問解きはしましたが)、Passage 2が簡単だったので10分、Passage 3もさほどでなかったので15分と解いていき、最後にPassage 1に戻って一部解きなおしました。

 

 

とりあえず、今回はここまでです( ´艸`)

次回は日本人にはもっとも厳しい、WritingとSpeaking対策の話を書きます。

 

英語の勉強の仕方②おススメ単語帳とネットサイト

昨晩のクリスマスイブはこちらでお友達になったりえさんと2人でローストターキーにチャレンジしました☆

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Cookpad先生のレシピでしたが、思いのほか美味でした!!

テンション上がり過ぎて、二人でシャンパン2本空けました(笑)

 

さて今日は、英語の勉強法パート2です。

<英単語>

まず英単語については、IELTSに特化した単語帳が有効でした。

www.obunsha.co.jp

こちらの英単語帳は、ほとんど肌身離さず持ち歩き、少しの空き時間があるといつでも見ていたので、最終的にはボロボロになっていました(;^ω^)

ただ、普通の大卒で特別に英語を勉強していなかった最初の時点では、いきなりこの単語帳だとちょっとレベルが高かったと思います。ぼーの場合にはProgritで先に、TOEICの単語帳を2冊やっていました。

www.amazon.co.jp

www.amazon.co.jp

1冊目の「金フレ」は基本語1000語だけなので、さほど時間がかかりませんでしたし、2冊目の3800はLank 3までやって、IELTS用の問題集に移行しました。

 

Progritで教わったのですが、単語は5~7回出会わないと覚えられないのが普通だそうです。特に砂漠に水を撒くようだった高校生の記憶力とは違って、三十路になってからの勉強はほんっとうに覚えられません!(笑)

毎日100個から150個くらい、IELTS 3500ならば毎日レベル1-①ずつやると100個ずつになるので、ちょうどよくできています。新しいところに行く前に、昨日覚えたところも復習します。週末には500個くらいを何周もします。

最終的にはぼーは、英語→日本語で10周、Writingの対策のために日本語→英語の綴りも5周くらい、合計15周以上はしていました。ただし、レベル4、5はけっこうマニアックな単語が多いので、スペルまで書けるようになる必要はなく、英語→日本語だけで充分でした。

それとこの単語帳の良いところは、類義語が必ず載っているのと、例文が一文添えられていることです。「パラフレーズする」技術というのが、IELTSではすべての4技能で重要になってくるので、5周目以降は類義語も毎回確認していきます。はっきりいって、類義語まで覚えるのは最初の頃には全然できませんが、他の勉強も進めていくうちによく出てくる単語は繰り返し出てきますので、だんだん目が慣れてきます。あとは例文がある場合には、何周もするうちに例文を先に覚えてきます。「あ、この例文に出てくるのはこの単語だった!」と思い当たるようになってくると、その例文をそのままWritingとかにも使えるようになっていきます。そこまでくれば上級者感が出てきますよ♥

熟語とかも、特に別の教材で勉強しようかと思ったこともあったのですが、IELTSでは正直そんなに求められません。deal withとかexclusive ofとか、後についてくる前置詞はIELTS 3500の例文でまとめて覚えればそれで充分です。

そして、何度も何度も繰り返してもどうしても覚えられないという単語が、なぜかいくつかあります。そういう場合にはもう語呂合わせで大丈夫です。無理やりな語呂合わせでも、何度もやっていれば覚えられますし、英作文でも使うことができます。

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Stuffingがこんなに美味しいとは。。。♡

<おススメのインターネットサイト>

①クロスサイトプラス 

ielts.xsightplus.com

まず断然おススメなのが、藤本先生とおっしゃる先生が個人でやっていらっしゃる、メルマガやネットで受講できる画像講座、自習用教材を備えているこちらのサイトです!ぼーはこのサイトに2019年10月末にたどり着き、そこから約2カ月弱でOA 6.5→8.0にスコアが急激に伸びました!特にWritingの教材が素晴らしく、それを勉強していればもっと楽に最初からスコアが取れていたかも!と思います。とにかくIELTSを受けようとしている方は、まずサイトをのぞいてみて、無料メルマガだけでもいいので受講してみてください。ぼーは最終的にはこの先生のグランドメソッドとブースターパックに大変お世話になりました!

藤本先生ご自身が英語の試験で昔苦労されていたとのことで、営利目的はなく非常にリーズナブルなお値段で教材を販売してくださっているので、無給の留学生にはそれも嬉しいところです。とりあえずコスパは最高ですし、やはり日本人の方に教わらないと日本人が陥るピットフォールはわかりません!

 

②欧州旅行人~Euro traveller

https://dent-sweden.com/

こちらは北欧在住の個人の方がやっていらっしゃる、もう少し初心者向けの対策サイトです。私は2019年8月頃にこちらのサイトを見て、後述のベストティーチャーへの入会を決めました。

 

③ベストティーチャー

www.best-teacher-inc.com

WritingとSpeakingのoutput 2分野の対策ができるサイトです。ぼーはこちらのサイトのおかげでSpeakingが6.0→7.0へ上がりました!

IELTSのSpeakingに対策するには、とにかくひたすら練習するしかないと思うのですが、サイト選びはけっこう難しいです。ぼーは当初Progritで少しだけDMM英会話を進められて数回受講しましたが、IELTSの試験対策のトピックを選んでいるはずなのに、毎回かなりの時間を自己紹介や雑談にとられてしまい、あまり対策ができている感じがしませんでした。あとは英語だとプライドが邪魔をして極端にシャイになってしまうため、Skypeレッスンを予約するのにまず腰が重くて。。。全然続きませんでした。

ベストティーチャーの特徴は、Skypeレッスンをいきなりは予約できず、講師の先生と文章で5回やりとりをして添削してもらう→レッスンチケットが発行される、というところです。最初はこの5回がけっこう面倒くさいな~と思っていたのですが、IELTS対策コースを受講するとIELTSのトピックを選んでWritingを書いたりすることができます。そこにリアルタイムに先生が次の質問みたいなのを4回送ってくれるので、SpeakingのPart 3対策だと思って長文を(100wordまで返信できるので)送り返していました。

こちらのサイトで、ぼーは前のブログにも書きました苦労人のベネズエラ人、Rodolfo先生に出会い、10月から12月までほぼ毎日30分、IELTSのPart 2と3の特訓をしてもらっていました。何人か人気講師みたいな先生を試してみて、この先生がいちばん無駄なく試験で点を上げるコツを教えてくれたからです!今ではもういいお友達感覚で、テストの重圧が無くなったあとも英語力維持のために1日おきくらいには受講するようにしています。

ちなみにIELTSコースが月額16,000円台、通常コースが12,000円台ですので、某英会話スクールなどと比べると、毎日受講すれば1回540円というものすごい破格の料金設定です!

 

ネットサイトで利用したのはこの3つくらいだと思います。

IELTSの勉強中は、本当にこれでよいのか?この勉強法で合っているのか?と常に不安になるので、ついついネットで勉強法を紹介してくれるサイトなどを見てしまいがちですが、はっきり言ってその時間がもっともムダです!上記3つのサイトがあれば、正直充分です!絶対スコア取れます!

ぼーを信じて、ネットサーフィンにあまり時間を費やさないようにしてください(笑)

 

次回はそれぞれのSkillごとの勉強法とおススメ教科書などについて書きますね~

忘れないうちに、英語の勉強について①勉強時間がものを言う!

憂慮事項が解消されたので、これからはコンスタントにブログをアップしていきたいと思います!

まずは忘れないうちに英語の勉強方法について。

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自宅の目の前を走る目抜き通りのイルミネーションです♥

ぼーの場合は、最初の4カ月だけ日本で英語のコーチングの塾に入りましたが、その後はネット通信などを利用しながらの独学でした。イギリスで語学学校に通うかかなり悩んだ時期もありましたが、結局は勉強時間がものを言うに違いないという信念のもと、自力で勉強することにしました。

 

<勉強した時間>

勉強時間はIELTSの得点アップに重要なポイントと言われています。一般的には、200時間でOA 0.5上がるとネットでは言われているようです。

ぼーの場合には、以下のような感じでした。

 

2018年秋までは大学勤務だったためほとんど自分の時間が取れず、全然勉強できない、というか勉強法をどうしていいかまったくわからない状態でした。10月から芳賀日赤勤務になって少し時間ができたため、東京の本屋さんまで行って(栃木の本屋さんではIELTSの教科書を売っていませんでした!)教科書を1冊購入し、とりあえずどういう試験なのかということを把握したぐらいで11月初頭に1回目を受験しました。このとき、OA 5.5、特にSpeaking 4.5というひどい成績に愕然とし、これは自力では時間を無駄にしまくるに違いないと思ったため、誰かにどうやって勉強するか教えてもらわねば!と思いました。しかし、なかなか周囲にIELTSを受けたことがある人、そもそもその名前を知っている人が少なすぎ、いらしたとしても外科系でカナダとかに臨床留学していた上の先生とかで、どうやって勉強したかとか詳しく聞ける雰囲気ではありませんでした(-_-;)そのため、ネットで探すしかありませんでした。

そこで重視したのは、「聞くだけで英語ができる」とかいうのは絶対に今までの勉強経験(センター試験とかCBTとか国家試験とか)からいってウソだと思っていたので、きちんと「勉強には時間がかかるものだが、その中でどうやって効率的に勉強するか」ということをコンセプトに打ち出している点でした。そのときに見つけたのは「Progrit(プログリット)」という英語のコーチングの塾でした。ここの内容については後述しますので、まずはここに面談に行き、12月から3カ月のコースで申し込みました。結局は1カ月延長して4か月ここにネット通信でお世話になることになりました。

最終的に2019年2月末の試験でOA 5.5と、OA自体は伸びなかったのですが、この間にSpeakingは4.5→6.0へ劇的に改善しました。あと、単語の覚え方やシャドーイングのやり方など、基本的な勉強の姿勢はここで作ってもらえたと思います。

この塾では毎日4時間の自習を義務付けられていたので、ここまでの期間でだいたい、360時間くらい勉強しました。

 

2019年4月に渡英して、最初の3カ月くらいはまず生活に慣れるのと、日中に病院で英語のシャワーを浴び続けることで精いっぱいでした。特に英語のシャワーは思った以上にキツく、うちの病院には日本語をしゃべる人は皆無なので、9時~17時まで英語しかない状況にいるとそれだけでバタンキュー状態でした。幸い、仲間のfellowたちが仲良くしてくれたので、昼休みも結局彼女たちとランチをするため、英語から休める時間がほとんど無かったのもあります。

それでもこのシャワーが功を奏して、6月の試験でOA 6.0を取れたので、やっぱり時間をかければ点が上がる!と自信を持ちました。その後、8月にかなり勉強時間を増やしてOA 6.5に上がったので、このままのペースで行けば今年度中には7.5取れるかしら?などと甘い考えを持っていました。

この時点で勉強時間は560時間くらいですかね。

 

しかしこの後10月初旬に、もしかしたら来年度のVISAが取れないかも!医師免許を持っていないと1年で帰らなければならないかもしれない!という危機が訪れ、本腰を入れなければ!と心を入れ替えました。このときにはEUROTravellerという北欧にお住いのIELTS経験者の方のブログにまとまっていた勉強法を参考にしていきました。最終的にはVISAの件は誤解だったので、英語とVISAはそれほど関係なくなったのですが(はずです、まだこれから申請なのでわかりませんが)、せっかく勉強モードに入れたのでそのまま維持することにしました。

10月の試験までに3週間程度で150時間集中してやりましたが、残念ながらOA 6.5と変わらず悔しかったです。ただこのときSpeakingで初めて7.0を取りました!これはEUROtravellerの方が推奨していた、ベストティーチャーというIELTS対策サイトでSpeakingの練習を毎日するようになったのが大きいと思われました。これも口述します。

しかしやはり200時間越えないと点は上がらないか~と思い、そのまま勉強をつづけましたが、特にWritingの勉強法がこのままでよいのかと悩み、11月の試験2日前にクロスサイトプラスというサイトでIELTSの勉強法を指導していらっしゃる藤本先生という方の勉強法に行きつきました。これが最終的にはものすごくぼーには効いたので、後で詳細は書きますが、如何せんテスト直前だったため、11月のOAはまたまた6.5でかなり挫折しかけました。ただこのとき藤本先生の20分くらいの動画を1本見ただけだったのにWritingが5.5→6.5と一気に上がったので、これは行けるかもしれない!と勉強法をそこからまた少し変えていきました。

この11月の試験の次の日に、留学助成金手続きの関係で2週間ほど日本に一時帰国してしまい、実は2週間くらい英語の勉強をサボってしまいました(;^_^A これは後から考えるとものすごーく時間ロスになったので、絶対おススメしません💦戻ってから取り戻すのに苦しい思いをしたので、とにかく継続していないとダメだと痛感しました。

12月の試験までにはさらに100時間くらいを追加し、最終的にOA 8.0を取ることができました。

ちなみに最終的な勉強時間は、日本360時間+英国470時間=830時間くらいでした。

200時間で0.5上がると考えると、まだまだ足りていなかったので運の部分もかなりありますが、妥当にいっても5.5→7.5の時間くらいなので、やはりこのくらいは必要なんだと思います。

 

個人的には、勉強時間はきちんと測りながら学習するのをお勧めします。もちろん、イギリスの病院で見学したりカンファでプレゼンしたりという時間はカウントできませんが、最初のProgritでは専用アプリにストップウォッチがついていて、毎日課題を決められた時間をこなして投稿し、先生がチェックしてくれるシステムを取っていました。そのため、ぼーは塾を卒業後もStudyplusというアプリで管理していました。

IELTSの場合には4技能が平均的に求められるので、どうしても得意分野の勉強を長くしてしまいがちなのを防ぐことができます。逆に苦手な課題も、1時間だけやればいいし!とリミットを設けることで達成しやすくなります。さらに、1カ月の勉強時間やこれまでのTotalの勉強時間も見ることができるので、試験前に見ると「こんなにやったんだから取れるはず!」と自信につながります(笑)

 

 

 

 

 

 

やりました!!!(≧▽≦)☆☆☆

ついに7回目のIELTSで目標スコア達成しました~~~~!!!

 

今朝結果が出たのですが、必要だったOverall 7.5を越えて8.0取れちゃいました!!

もー嬉しすぎて今日は一日ふわふわしてました!!(教授も同僚もみんなハグしてくれたお陰で、なんとか地上に踏みとどまれました(笑))

わ~~~やった~~~~自由だ~~~~!!

まる1年かかりました!!( ;∀;)

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それぞれの分野の満点が9.0なので、ListeningとReadingが頑張ってくれました☆

いやーまさかまさかでした!

 

そもそもIELTSというのはInternational English Language Testing Systemの略で、日本では知名度が低いですが、まあTOEFLのイギリス圏版みたいなものだと思ってください。すべて出題がイギリス綴りで、オーストラリア訛りとか出てきます(笑)

写真のように4つのスキルを試されるのですが、満点は9.0で、0.5点刻みでスコアが出ます。その4つを独自の方法で平均したものが、Overallと呼ばれます。

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参考までに、他の試験との比較だそうです。内容がそれぞれ違うので一概には言えないと思いますが。。。

こちらの医師免許に当たるGMCに登録するためにOverall 7.5、それぞれの分野で最低7.0ずつが求められているのです。(数年前まではOverall 7.0だったんだそうですが、上がったようです(;^ω^))

ちなみに、日本人の四年制大学卒業者の平均スコアはOverall 4.5~5.5くらいだそうです。大学院の入試がTOEIC 600点以上だそうなので、妥当なところかと思います。

 

去年の11月に初回受けて、まる1年ここまで続けてきたのですが、しばらくスコアが停滞していたので挫折しかかっていたのですよ~(>_<)

2018年11月 Overall 5.5 (見事に普通の日本人)

2019年2月 Overall 5.5

2019年4月に渡英

2019年6月 Overall 6.0

2019年8月 Overall 6.5

2019年10月 Overall 6.5

2019年11月 Overall 6.5

2019年12月 Overall 8.0

 

こうしてみると、いきなり最後に上がったのがよくわかりますね~(;'∀')

IELTSは他の試験と比べると、努力がすぐに点数に反映されないため、精神的にかなりきついそうです。実際、ぼーもこの数カ月はキツかったです。同じ試験を受けている仲間がなかなか見つからないのもあります。

実はGMC登録のためには、もう一つOETという医療分野に特化した英語の試験ができており、そちらのほうが比較的受かりやすいらしく、他の英国留学中の先生たちもだいたい途中でOETに切り替えて勉強されているんです。なので、本当に仲間がいなくてしんどかった。。。( ;∀;) 昨日も初めてお会いする医療関係の方々と食事会があったのですが、皆さんOETを受けていらっしゃって「早く切り替えたほうがいいよ!」と説得される感じだったので(;^ω^) ただもう1年もIELTSのために勉強してきて、しかも教科書とかもめっちゃあるのに、ここでまた一から別の試験勉強って。。。と心が折れそうな気がして、ウジウジIELTSにしがみついていたのです。結果的にとれたからよかったんですけど、2月までやってダメだったらOETに切り替えようと思っていました(笑)

 

あと問題にもかなーり当たり外れがあります。なので、少し自信がついてからは月1回ペースで受けていくことにしていました。今回はとにかく筆記試験の内容に恵まれましたね。。。Speakingは話題が全然見たことない分野だったのとみょーに圧迫面接だったので、正直全然とれた気がしませんでしたが(;^_^A

 

勉強法については語りたいことがありすぎるので、いくつかにわけて書いていこうと思いますが、とりあえず、とりあえず今夜は祝杯です!!

応援してくださった皆さん、ありがとうございました(^_-)-☆

いつのまにか師走。。。

またまたご無沙汰しております。気が付いたら11月は一度も更新できなかった。。。

先週末に7回目のIELTSを受けてきたぼーちゃんです!

ロンドンはすっかりクリスマスシーズンに入り、そのせいか年内に受けられるIELTSは先週が最後でした。。。国家試験のときよりも勉強してるんじゃないか状態をだいぶ維持できていたせいか、筆記試験は今までにないほど手応えがあったのですが、最後のSpeakingが。。。ううっ、Speakingだけ取れてなかったらめっちゃ悔しい!!

とつらつら考えつつも、結果が出るのは2週間後なので、すでに1月の受験を予約して勉強を再開しました。

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ロンドンはクリスマスイルミネーションがハンパないです!

それにしても、街は11月になってから本当にクリスマス一色!!という感じで、イルミネーションがすごいです(*´ω`*) 11月末のBlack Fridayあたりから買い物シーズンに突入したらしく、スーパーやデパートでもものすごい大量の買い物をしていく人々を見かけます。。。え、クリスマスまでまだ1カ月もあるのに、何をそんなに買うの???

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老舗の紅茶ショップ、フォートナム&メイソンもすごいことに!

どうやらこちらでは、家族やら親戚やら友だちやら全員が全員にクリスマスプレゼントを贈る習慣のようで、デパートにとっては年に一度の稼ぎ時!という感じなんだそうです。日本では靴下を飾っておくと、サンタさんが子どもたちにプレゼントを持ってきてくれる~みたいな感じだよ、とLanguage mateのダニエルに言ったら、「靴下なんて古い習慣、あんまりやらないよ」とさらりと言われました。そうか、靴下はもう流行らないのか。。。彼の家族は、クリスマスの朝から近所のパブに出掛け(交通機関もすべて麻痺しますが、なぜかパブはやってるらしい)、その後昼からはずーっとおじいちゃんおばあちゃんの家で「聖餐」を、みんなで飲み食いしながら過ごすのだそうです。七面鳥とかミンスパイとか伝統的な料理は変わらないらしく、ポアロが小説の中で食べているようなメニューが今でも愛されているそうな!ちょっと参加してみたい!

日本とは違い、クリスマスイブは全然イベントではありません。それよりも26日のボクシングデイが公休なんだそうです。クリスマス自体も、日本ではどちらかというと恋人同士のイベント、という感じがありますが、こちらでは圧倒的に「家族」重視のイベントのようでした。

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自宅マンションのエントランスのクリスマスツリー☆

 

とは言え、受験生のぼーには何にも関係ありません!キラキラなイルミネーションの光る道を(最近は15時台に日没してしまうので)、今日もまっすぐ帰宅→オンライン英会話です(笑)

最近、オンライン英会話の先生と仲良くしていて(毎日やってればね、そりゃあね)、IELTSの練習の合間を縫っていろいろとプライベートのこともおしゃべりするのですが、これがなかなか苦労人の先生なんですよ。ベネズエラ人で、今はアルゼンチンに移住して数カ月、という同い年くらいのお兄さんなんですが、母国は政府の失策でインフラが崩壊、仲の良いお友達たちもみんなそれぞれ何とか母国を脱出してばらばらに生活している、でも母国の親御さんに仕送りをしなければ。。。みたいなことを、それほど深刻そうでもなく語るので最初はビビりました(;^_^A 当初はそんなことはつゆ知らず「日本だとこうなんだ」とか「日本が本当に大好きなので、留学が終わったら絶対に帰る!」とか話してしまっていて、後で彼の母国のことを聞いて(水は基本的に買ったものしか飲めないけどそれもスーパーに置いてないことが多いとか、停電が無期限に続いてしまって病院の電気も切れて赤ちゃんが大量死したとか)「うわ、ごめん!ノーテンキに自分の国大好きみたなこと言って!!」と焦ったものです(;'∀')

もちろん母国語はスペイン語の人ですが、英語のネイティブではないからこそ、こちらが間違えやすいポイントなどを的確に指摘してくれ、またぼーの目的がとにかくIELTSの得点UPであることも十分理解してくれているので、テストに対するいろいろなコツやヒントを与えてくれます。お陰様で、だいぶ点が伸びました!

なので、ぼーのできるお手伝いと言えば、とにかく彼の授業を毎日受講することと、フィードバックで評価を毎回送ること。そうすると「ベストティーチャー賞」という、先生たちの中での表彰みたいなものがあり、ボーナスが付くそうなので!ちなみに先月は、ぼーが一時帰国している間まったくサボっていたにも関わらず、ベストティーチャー1位に輝いていました!!良かった!!ぼー以外にも何人も常連さんの生徒さんを抱えているそうで、ぼーは日本の皆さんとは申し込む時間帯が違うのでいつも予約を取れますが、中にはなかなか予約が取れない生徒さんもいるんだそうです。ちなみに、こちらとしては月額で一定額を支払って受講するサイトなので、毎日受講しているととんでもなくコスパが良いのですよ!

最近は長期の滞在ビザが下り、いよいよ銀行口座を開くためにいろいろ手続きに行っているようなので、今日の英会話ではぼーがこちらで口座を開けず挫折するに至った状況について愚痴を聞いてもらいました(笑) 日本に帰ったら外国人にもっと親切にしようと思う、と言ったら、それが英語や専門知識の勉強の他に、留学であなたが得られる大きな財産だよ!と良いことを言ってました(^_-)-☆

とにかく彼の国の状況とかを考えていたら、こんな何の身体的な経済的な圧迫もなく、ただ自分の好きなことのために語学試験受けたり外国に住んだりして、それでいて帰れる安全な場所も職もちゃんと確保されていて。。。なんて、めちゃくちゃ恵まれてるじゃん!文句や愚痴なんて言ったらバチが当たる!!と極めて謙虚な気持ちになれたので、本当に有難いです(笑) 毎日感謝して、一生懸命頑張ろうと思います!

 

と、特にオチも何も無いですが、今日ももう少し勉強してから寝まーす。おやすみなさい!