英語の勉強の仕方④Writing & Speaking
先日ロンドンの冬の風物詩、Winter Wonderlandに行きました!
これは移動式の遊園地で、普段は何もない(?) Hyde Parkの中に11月下旬から1月初頭まで開催されています。なんと、入園料は無料です!
しかし、Temporaryとは思えないほどのたくさんの乗り物、アイスリンクなど、すごい充実した遊園地でした!
もちろん、乗り物嫌いのぼーは何も乗らず。。。(笑)
でも雨交じりだったので、空いていてよかったです。
さて、今日は残りの2分野についてです。
<Writing>
最後までもっとも苦しんだ科目でした( ;∀;)
Progritで学んでいたときにはWritingまで進めず、とりあえずその後勉強する用に1冊日本語のWritingの教科書を勧められたまでで終わってしまったのですが、その教科書は後から考えるとかなり今ひとつな内容で、全然書けるようになりませんでした。
対策方法もわからず、しかもあまりも毎回できないので、正直逃げてばかりいました。
ちなみにEuro travellerでは何冊か教科書(基本英文で書かれているもの)を推奨してくださっていますが、そのうち何冊か購入してぼーも勉強してみました。特に、なんだか「日本語の教科書はダメ」というようなことも書かれていたので、無理して全部英文の教科書を買っていました。
でも後から振り返ると、これらの教科書のサンプルエッセイは下手するとバンド5とか書いてあったりして、7.0以上を目指すにははっきり言って何の役にも立ちません。しかも書き方の構造をまず学ばなければいけないので、正直本当に無駄足でした。何しろこれらの問題集を3冊やっても、10月の時点で5.5という体たらくでした。
一時はやみくもに、ネット上にあるハイスコアのエッセイを模写し、そこに出てくる倒置法などの難しい構文を無理やり取り入れようとしたり、3500のレベル5の単語を入れようとしてみたりと、本当に苦しみました。
そんなぼーが2カ月弱で5.5→7.0に上げた方法を以下に記載していきます。
①とにかく藤本先生のグランドメソッド
②続いて藤本先生のブースターパック内にある「IELTSライティングのための文法講座」
③旺文社ライティングの教科書でTask 1対策
④書いてみる→添削してもらう
⑤単語の綴り練習
①グランドメソッド
とにかく、まずは藤本先生のグランドメソッドのライティング動画を見てください!ここにもっとも重要なエッセンスが詰まっています!
ぼーは11月の試験の前、あと2日しかない状態でこのグランドメソッドにたどり着き、とりあえずこの動画を見て行っただけで5.5→6.5に上がりました!!
どこかでIELTSのライティングは暗記してもできない、みたいな呪文を聞いたことがあって、その呪縛のせいで本当に全然伸びなかったのですが、藤本先生ははっきり「ライティングは暗記です」と動画の中でおっしゃっていました。そしてそれは本当でした!
詳細はグランドメソッドを見てほしいですが、とにかく「ある程度のテンプレートを暗記していつでもそこは絶対にスペルを間違えないようにする」というのがとても役立ちました。それと、メリット、デメリットの案が浮かばないのにもいつも試験中に悩まされましたが、それもグランドメソッドに出てくる見つけ方の9項目を丸暗記することで、すぐに見つかるようになり、気持ちがとても楽でした。
最終的には、グランドメソッドに出てくるスライドをすべてノートに書き写して、何度も何度も見返しながらエッセイを書いて、まる憶えしていきました。
②ブースターパック内「IELTSライティングのための文法講座」
ここには日本人が間違えやすい文法が150以上の例文とともに解説されています。これも本当に役に立ちました。それまでめっちゃ間違えていたり、頭の中で整理がついていない項目がざくざく出てきました!
もちろん知っていて間違えない文法もありましたので、それは飛ばして、自分が曖昧なものだけすべてライティングノート(左側に間違い、右側に正しい文と解説・まとめ)へ書き写し、本番までに3回くらいさらっていきました。
③旺文社のライティング教科書
これはTask 1対策用です。日本語の教科書で、わりと最近発売されたもののようで、11月に一時帰国したときに本屋さんで見比べて購入しました。
ご覧の通り、英単語3500と同じシリーズの黄色いやつです(笑)
ライティング対策をしていて困るのが、意外とTask 1のことを詳しく解説してくれている教科書がないことでした。しかしこの本は、Task 1でよく使う言い回し、例文などを暗記できるコーナーが30ページくらいにわたってまとめてあり、それをコピーして何度も何度も参照してまる憶えしました。Task 1のサンプルエッセイも書き写し、それを真似してTask 1を書いてみる練習もしていました。
④書いてみる→添削してもらう
このあたりまで勉強すると、今度は実際に書くところを練習します。
ぼーはペースとしては、Task 1か2のどちらかを毎日書き、土日は両方と決めて書いていきました。最終的には2カ月で60本以上のエッセイを書いた感じです。
ベストティーチャーのIELTSコースに入ると、この教科書のテーマが掲載されており、書いたエッセイを添削してもらうことができます。
ちなみに、話は少し逸れますが、この教科書は初めてIELTSを受ける方にお勧めです。IELTSがどんなテストかということがよくわかります。
話を戻しますが、ベストティーチャーの添削では、文法間違いを直してくれるだけなので、エッセイの構成がどうかとか、このエッセイならスコアいくつくらい取れるとか、そういうことはわかりません。
それを把握するために、その後ぼーは別の添削サイトにさらにそのエッセイを送って採点してもらっていました。
ここはオーストラリアのサイトだそうですが、8エッセイを£33くらいで採点してくれます。バンド7~8のサンプルエッセイも大量に掲載しているところです。
実は藤本先生のメソッドに出会う前からこちらのサイトは利用していましたが、なかなか辛口の先生が多く、なかなかバンド7は取らせてくれませんでした。しかし、藤本先生のメソッドをマスターした後は、このサイトでもバンド6.5~8.0を安定して取れるようになってきました。
たぶん添削している先生はそんなに多くないんじゃないかと思うんですが、すごく辛口の先生と、甘々の先生がいます(笑) 辛口の先生に当たると、ほぼ文章全とっかえされます(;^ω^) でも最終的にはこの辛口の先生のほうが、ネイティブの言い回しを全部書いてきてくれるので、それを丸暗記して使えるようにできたので有難かったです。
添削されてきたエッセイは、やはりライティングノートの左に間違えた文を書き、右に修正された正しい文と解説を書き写して復習します。
⑤単語の綴り練習
これは単語の覚え方ところで前述しましたが、旺文社の英単語3500のレベル1~3の1500単語を、日本語→英語で綴りをマスターしました。これは10月頃から毎日2時間くらいやっていましたが、スペルミスはかなり減ったと思います。
この①~⑤をこなして、本番がおかしなTopicでなければ、きっとハイスコアが取れるはずです!
<Speaking>
ここまでお付き合いありがとうございます。最後にSpeakingです(*´ω`*)
まず、まったくの初心者の方には、瞬間英作文がお勧めです。
Progritで勉強していたときには瞬間英作文トレーニングという訓練をひたすらやっていました。
これは中学レベルの英作文ですが、反射的にできるように仕上げていく本です。正直、英文を見てしまうと「簡単すぎる?」と思うのですが、日本の英語教育ではout putのトレーニングをしたことがないので、speakingとなるとこのレベルからできません!
ぼーはこの次の緑のテキスト、英作文シャッフルまで2冊仕上げてから渡英しましたが、これだけでもOA 4.5→6.0まで上がりましたので、効果はあると思います。
でも、これだけだとさすがにPart 2と3での高得点は望めません。
IELTSで得点を上げられたのは、とにかくベストティーチャーのRodolfo先生のお陰です!
ベネズエラ人で今はアルゼンチンに移住している、苦労人の先生です。
本当にこの先生と毎日30分Speakingの練習をしたおかげで、Speakingで7.0を取れるようになりました。
ベストティーチャーでは何人か評価の高かった講師を最初に試してみたんですが、この先生がもっともIELTSの点数upにつながるTipsをどんどん教えてくれて、時間を無駄にせずに、でもアットホームな雰囲気で30分教えてくれるので、すぐにRodolfo先生に絞って続けて受講していきました。もっとも優秀な先生に送られる月間ベストティーチャー賞も何度も受賞されており、IELTSの経験は本当に豊富ですし、医師や看護師の常連の生徒さんをたくさん持っていらっしゃる方です。
母国語はスペイン語ですが、英語はもちろんペラペラですし、ネイティブでないからこそ日本人が間違えやすいところとか、つまずきやすいところを良くわかってくれます。今はイタリア語を勉強中だそうで、日本語にも意欲を示されているので、ときどき日本語を教えてあげてます(笑)
先生には、Part 2と3の練習をお願いしていました。あちらから、ランダムに質問を出してもらい、その場で答えます。答えると、先生がリアルタイムにフィードバック(ここは自制が違ったよとか、こっちのほうが自然な言い回しだよとか)をしてくれます。30分レッスンした後は、すぐにその内容をノートに写し、復習していました。このノートは、本番のSpeakingの順番を待つ間にざーっと目を通し、似たような質問が来たら答えられるように準備するのにも役立ちました。
とにかく日本の英語教育はoutputが弱いのと、日本人のシャイな性格が災いして、本当にこの2分野には苦労しました。
でも正しい手順できちんと練習していけば絶対にスコアは上がりますので、これらの記事がIELTSのために勉強されている方の少しでも助けになればと願っています(^_-)-☆